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編者の一言:
寄生虫の減少がスギ花粉症の増加に、それほど影響の無かったことは、これまでの本書の内容から理解して頂けたことと思う。
しかしもう一つ、スギ花粉症の激増に一致して減少した疾患が存在する。それはそれ以前は肺病として日本人に非常に恐れられた結核である。
しかも結核は前述のように、Th1/Th2バランスを介してアレルギーとみごとな逆相関を示すらしい。
ここでは動物実験では知られていたTh1/Th2バランスについて、世界で初めて人間で証明し、「サイエンス」誌に論文の掲載された白川太郎・京都大学大学院教授と榎本雅夫・日本赤十字和歌山医療センター耳鼻咽喉科部長、そして白川教授のもとに南京医科大学から留学している程雷・南京医科大学国際鼻アレルギーセンター助教授に、これらの相関について執筆して頂いた。
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