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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

いびき <いびきをかきやすい人>

 いびきは空気が狭い鼻やのどを通過する際に、摩擦音を出すのが原因です。ですから鼻やのどに、なんらかの異常があって抵抗が増えると、いびきは一層大きくなります。  その異常とは例えば副鼻腔炎(蓄膿症のことです)や、花粉症などのアレルギーです。  これらの病気があって鼻が詰まると、つい口を開けて息をするようになり、口呼吸となります。  すると軟口蓋と呼ばれる口の天井部分の柔らかい粘膜が、呼気や吸気と一緒に振動していびき音を発生します。  ですからいびきの治療には、まず鼻の病気が無いかどうかを、きちんと調べて適切な対応を行う必要があるのです。

 鼻の病気が無くとも、いつも口を開いて呼吸している人もいます。  こういう人も、いびきをかき易いものです。  鼻の形も関係があって、図1に見るような団子鼻の人は、鼻翼が厚いのでいびきをかきがちなのです。

 鼻の真ん中の骨が曲がっている鼻中隔彎曲症の人も、口呼吸からいびきを生じます。

 最近の若い女性に見られる小さな後退気味のあごは、舌がのどの奥に落ち込み易く、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因です。  

首が太くて短い人も、のどが狭くていびきをかきます。

 また肥満している人では、のどの内側にも脂肪が付いていて空気の通るスペースが狭いので、いびきが生じます。  前回ちょっと触れましたが、仰向けに寝ると軟口蓋の粘膜がのどに落ち込みますので、いびきの元となります。

 いびきは空気の通るのどそのものの形にも影響を受け、いびきをかき易いのどの形というものがあります。

 図3から図6にその典型的な形をお示ししましたが、口を開いて中を見てみると意外に個人によりのどの形が異なるものです。そしてそれらのうちでも、ここにお見せするのどの形態は、特にいびきのひどいタイプののどです。  そんな人には、手術も有効な手段となります。

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