ピアス・トラブルの処置
それでは、ピアス・トラブルの処置はどうしたら良いのでしょうか。その症状ごとに考えて見ます。
@ピアスを装着した直後の耳介が腫れ、痛むとき
ピアシングした直後は、いわば耳たぶに生キズを人工的にこしらえた訳ですから、完全に衛生的になされたとしても、多少は腫れて痛むのが普通です。その腫れと痛みは、ピアシング時処方された薬で2〜3日中に無くなるものですが、ときに長引くこともあります。多くの場合、ピアシング時にはピアスがちょっときつめに装着されるため、圧迫されて耳たぶが腫れて痛む、単純なものと考えられます。キャッチを少しゆるめるだけでかなり症状が改善しますので、ピアシングした医療機関でご相談ください。
A耳たぶが腫れ上がり、ピアスが耳たぶに埋もれてしまったとき
非衛生的な状況でピアシングをしたときにこうなり易いようで、つまりピアスのキズから菌が入り強い炎症を起こした結果、耳たぶがひどく腫れピアスが食い込んでしまった訳です。専門医で耳たぶにちょっと切開を加え、ピアスを取り出す必要があります。それと並行して抗生物質の処方を受ければ、腫れは直ぐに治まります。
Bピアスの穴を残したままでトラブルの治療を受けたいとき
ピアスでトラブルを起こしてしまい、治療しなければならないのに、医者に行くのはいやだ。そんな思いをする原因の一つに、治療のためにピアスを外すとせっかく開けたその穴が閉じてしまうのではないか、との恐れがあるようです。しかし専門医では、ピアス・トラブルの治療に医療用シリコーン・ピアスを使用します。これはシリコーン・チューブをピアスの穴に通し、リングを形成するものです。そしてこのシリコーン・ピアスに薬を塗って、ピアスの穴の内部をいわば掃除します。そうすることによってピアスの穴は確保できますし、穴および周囲の皮膚の炎症が治まります。それに治療が終了すれば、シリコーン・ピアスを外して普通のピアスでおしゃれを楽しむこともできます。どうぞ心配なさらずに、専門医で治療を受けてください。
Cピアスで金属アレルギーを起こしてしまったとき
一度金属アレルギーを生じてしまったら、その治療はかなり困難だと思ってください。アレルギーの原因となっている金属が体に触れたら、それがピアスでもネックレスでもあるいは腕時計でも、必ずアレルギー反応は生じます。金属アレルギーを発生しないチタンやセラミックなどの素材でできたピアスを使用して、症状の発生を予防します。どうしても購入した(してもらった?)市販のピアスに個人的な愛着の強いときには、
・・・そういう事情のあることも良く判りますので・・・ 、ピアスのポストをシリコーンでカバーし装着させてあげることができます。
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