立ちくらみ様のめまい
一瞬目の前が暗くなる、すーっと意識が遠くなる、そんな感じのめまいはそのほとんどが、短時間の脳循環障害を疑わせます。
一番多いと考えられているのは、いわゆる起立性低血圧です。これは、寝た状態での血圧と立った状態での血圧とを測定して見れば、容易に診断が付きます。立ったときの血圧が、寝ているときに較べてかなり低いからです。治療は、内科的に血圧のコントロールを行なうことになります。
逆に高血圧の人で、血圧を下げる薬の効き過ぎから、こんなめまいを来していることもあります。そんなときには、内科の主治医にご相談ください。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍に罹っていた人が、突然顔面蒼白となりこんなめまいを訴えたら、それは消化管からの大量出血を疑わねばなりません。前兆として、血便の見られることがあります。そんなめまいが生じたら、普段から掛かり付けの消化器科医師に、指示を仰がねばなりません。
なお、この形のめまいが小児に見られたら、起立性調節障害(OD)をも頭に入れ、小児科医に相談した方が良いでしょう。
小児では、身長と体重の増加が常にバランス良く発育するとは限りませんので、急に起立したときなど一時的に脳貧血を起こすことがあるのです。
また心因性・精神病性疾患でも、こんなめまいを生じることがあります。
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