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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

健康相談室Q&A

Q:大音響で音楽を聞いた後、耳の聞こえが悪くなったり足がふらつくので心配です

ライブハウスなどで大音響で音楽を聞いた直後、耳の聞こえが悪くなったり足がふらついたりします。いつも自然に治っているのですが、病院へ行かなくても大丈夫でしょうか。

23歳/男性/東京都

A:騒音性難聴だと思われます。休息をとっても元に戻らない場合は専門医を受診しましょう

 あまりにも大きな音を聞くと、耳の神経がダメージを受けて、聞こえが悪くなってしまうことがあります。この聞こえの悪さは、耳をしばらく休めると、元に戻ることもありますが、大きな音を聞きつづけると、耳の神経がくたびれてしまって、聞こえが回復しなくなってしまうことがあります。これを騒音性難聴とか音響性外傷と呼ぶのですが、それにめまいを伴うことがあります。その理由は、耳の中の音を感じるかたつむり管の隣に、めまいを感じる三半規管があるからです。そしてすごく大きな音が耳に入ると、その音はかたつむり管だけでなく、三半規管をも強く刺激します。そのために大音響で音楽を聴くと、聞こえが変になりめまいを伴うのです。  

耳の休まるひまもないほど連続して音楽を聞きつづけることは、できるだけ控えましょう。体調がよくないとき、たとえば徹夜明けとか空腹時などは、からだの抵抗力が低下していて、耳の神経がダメージを受けやすいともいわれます。そういうときは無理をせず、できるだけ耳の神経を休ませます。

 コンサートに行ったとき、休息をとっても戻らない場合は、耳鼻咽喉科専門医へ行きましょう。治療は、安静にして、ビタミン剤、ステロイド剤の点滴と内服薬を使用して、耳の神経の機能回復を図ります。

 予防に勝る治療法はありませんから、普段から十分に注意してください。

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