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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

耳鼻咽喉科 突然のめまい

Q:突然のめまいに襲われた。どんな病気が考えられるか。

 このごろ、突然のめまいに襲われることが何度かあり、とても気がかりです。ぐるぐると回る感じなのですが、自分自身が回転しているように感じることもあれば 周り(の環境)が回転して自分もぐらぐらと揺らされているように思えることもありま す。私は以前から貧血ぎみだったので、はじめはそれほど気にしていなかったのですが めまいだけでなく、耳鳴りや耳の穴がつまったような感覚が伴うこともあり、心配して います。家庭医学の本で調べても、「めまい」にもいろいろあるようで、自分の症状が どれに当たるのかよくわかりません。

 考えられる病気の可能性と、治療法や予防法についてお教えください。

(35歳/女性)

A:めまいにもいろいろな種類がある。特定のためにも専門医に受診を。

 一般に「めまい」と表現する場合、その具体的な症状は、「回転感」「動揺感」 「立ちくらみ」「平衡失調」などに分類できます。ご質問の方のような回転感の強い めまいは、耳の三半規管に関与する神経の病気や脳の病気、自律神経失調症や精神性の 疾患などにより発生します。しかし、そのめまい発作と同時に耳鳴りや耳の詰まったよう な感じ(耳閉感)を伴う場合には、耳の神経に原因があるめまいと考えられるでしょう。

 ただし、その場合、これらの症状が同時に発生することが条件で、時期を違えて症状が 併存しているのでしたら、話はまた異なります。  耳鳴りや耳閉感は、三半規管と同様に耳の奥(内耳)にある、音を感じる神経機構で ある蝸牛に病気があると生じます。ですから、回転性のめまいと耳鳴り・耳閉感が同一 時期に発生したならば、それは内耳性のめまいと考えてほぼ間違いないのです。

 こうしためまいと耳鳴り・耳閉感に、耳の聞こえの悪さ(難聴)が伴う場合は、有名 なメニエール病の疑いがあります。この病気は内耳に浮腫が起こって、蝸牛や三半規管の 神経が異常放電を生じたり、神経が一部壊れたりして、めまい・耳鳴り・難聴が発生する 病気です。

 ご質問の方にこうした症状が揃っているのでしたら、案じておられるよりも早めに 専門医を受診なさることをお勧めします。専門医ではめまい発作を抑える薬と、内耳の 血液循環を改善する薬、そして浸透圧改善剤を処方して、症状を改善させます。

 このようなときには安静を保ち、ストレスや過労を避けることも重要です。とにかく、 あまりお1人で気をもまずに早めに受診しましょう。


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