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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集


テレビ朝日「スーパーJチャンネル」いびき特集の取材をうけました。平成13年9月27日関東地区で放送されました。その内容をご紹介したいと思います。


最近は若い女性にも増えているという衝撃的な情報が入ってきました。今回たくさんの方のご協力で、すごい映像を撮ることができました。徹底調査です。


うるさい、ねむれない、安眠を妨げるいびき。お父さんからなんと若い女性までいびきに悩む現代人の実体を徹底調査。

秋の夜長、虫の音とともに気持ちよく眠りたいのに眠れない。その原因は、いびき。
いびきといえば中高年男性の高いびき。さぞや一緒に寝ている奥様方は悩まされているのでは。

(ご主人のいびきについてインタビュー)
女性1:うるさい、すごくうるさくてね。
女性2:すごいです。吠えてるように。
女性3:(夫の)頭をぐっーと押す。あまりひどいときはうるさくて。
女性4:つっついたり、つねったり。

我々の行ったアンケート調査によると奥様の75%、つまり4人に3人が旦那様のいびきに悩まされているという。
では、日本の中高年男性はいびきをかきやすいのだろうか。実は注目すべき調査を行った医師がいる。仙台でいびき外来を開設している三好彰先生である。三好先生は中国の南京医科大学を訪れ、いびきについて日本人との比較調査を行い、ある確信を得たという。

三好 彰:肥満している人間はいびきをかいていますね。確かに南京でみても中国の学生で肥満の学生はあまりいないですねえ。日本人もだいぶ肥満が多くなって、いびき、無呼吸そして昼間の傾眠から事故を起こす方が、これからどんどん増えていく、社会問題になるかもしれませんね。

そもそもいびきは、空気がのどを通るときに起こす摩擦音である。肥満の人はのどの内側にも脂肪が付き、空気の通りが悪くなるためいびきを掻きやすい。肥満化傾向にある日本の中高年男性は要注意である。しかし、いびきを掻いているご本人はいたってのんびりしたもの。

レポーター:治そうと思ったことありました?
男性1:ありませんねえ。男だから当たり前。
男性2:別の部屋で寝てるんで。
レポーター:別の部屋で寝ているから大丈夫だろうと?
男性2:大丈夫だけどうるさいといわれる。
男性3:いいかげんにしてよに近いみたいですよ。あんまり迷惑かけてないからいいんじゃない?

と思っているのはご本人だけ。周りは大迷惑。我々が行ったアンケートでも旦那様のいびきに悩まされている奥様方の気持ちが切々と書かれていた。そんな中の1人結婚6年目という小松さんは・・・。

小松久美子さん:途中で「んごっ」て止まっちゃうんですよ。潜水する夢でもみてるのかしらって思うんですけど、そのうち浮かび上がって「プワーッ」てまた。

そのご本人登場。しかし、自分のことは棚に上げて・・。

小松仁さん:私もいびきを掻く人知ってるんですけど迷惑だと思いますよね(笑)。

どうやら自分のことについては自覚が薄いらしい。そこで奥様に旦那様の寝姿をビデオカメラで撮ってもらうと・・この高いびき。奥様によると本人は気づいていないが、いびきの音で隣の人から苦情が来るほどうるさいときもあるのだとか。

さて、こちらは夫婦と一歳の子供が川の字になって寝ているという畔上(あぜかみ)さんのお宅。結婚3年目、奥様は旦那様のいびきを気にせず眠れるようになったというが、幼い愛怜(あれん)ちゃんはなかなか慣れないとか。はたしてどんないびきなのか奥様にこっそり撮影してもらった。

最初はすやすや眠っていた2人。いびきもたいしたことはなかったが・・。パパのいびきが急に大きくなり苦しそうに寝返りを打つ愛怜ちゃん。そしてついにたまらずパパにキックをおみまい。さらに腕を払って猛攻撃。ようやくいびきが治まり二人とも仲良く同じ姿勢でぐっすりおやすみ。

そしてもう一件。こちらは結婚16年目の小川さんのお宅。旦那様のいびきに耐えられず現在は寝室を別々にしている。

小川由紀子さん:若いときは子守歌のように聞こえたんですけど、だんだん年をとって来たらもうただうるさいっていうだけで。

その日の夜、旦那様が寝付くのを待って潜入することに。

レポーター:深夜、一時半を回りました。いびきはどうなんでしょう、みてみましょう。

旦那様が起きないようにこっそりおじゃま。ところが・・。

小川由紀子さん:今日はですね、完全におとなしいんです。

旦那様の寝室のドアを開けてみても、「・・・・」。残念ながらこの日は失敗。そこで奥様にビデオカメラを渡し、旦那様の寝姿を撮ってもらうことに。数日後奥様が撮ったビデオがこちら。寝てからわずか30分後・・・。このすごさ。一緒に寝るのを奥様が拒否している奥様の気持ちも納得。なんとかいびきが治まったと思ったら、今度は歯ぎしりが・・・。

奥様によると、旦那様は自分のいびきはたいしたことないとあくまでも主張しているという。そこで奥様が撮ったビデオを見てもらうことに。

夫 浩司さん:エ!?エッ!?何この音!?あ、かいてるの?

自分のいびきに驚いた様子の旦那様。それでも奥様は。

小川由紀子さん:これでも、いつもの10分の1ぐらいです。
夫 浩司さん:でもね、子守歌なんだね。それがね。
小川由紀子さん:もうそんなふうには聞こえないの。

いびきといえば、旦那様のイメージが強いが、実は奥様のいびきに悩まされているという旦那様も多い。

男性1:いびきで目が覚めるという感じ。苦にはなりますねえ。
レポーター:奥様のいびき聞いたことありますか。
男性2:かきますよ。
男性2の奥様:寝室別なのに・・

いびきがひどいため、旦那様だけでなく、ほかの家族からも総攻撃を受けているというおばあちゃんがいるということで尋ねてみた。結婚39年目になる旦那様によると・・。

小林萬年さん:これはほら、綿棒を2つに折って鼻に入れておけば、いびきをかかないとテレビでやってて、孫達に教えたけど、うまく入らなくて駄目だった。
小林幸子さん:やんないですよ!孫持ってきても。牛じゃないっつって。自分じゃあそう感じないんですよ。

家族の迷惑振りをカメラで撮らせてもらうことに。午後10時すぎ、家族はそれぞれ自分達の寝床へ。
中学生の孫と部屋が一緒のおばあちゃんは、テレビを見ながらすでにうたたね状態。いびきが大きくなってきてたまりかねた孫が起こすと・・。

小林幸子さん:んがあーっ!
孫:ウルサイ!
小林幸子さん:ん?ねてないよ。ねてない。テレビ見てるの。があーっ。

2DKの団地で2世代5人で暮らす一家にとっておばあちゃんのいびきは頭痛の種。

小林幸子さん:え!え!?ねてないよアタシは。ねてません。文句あったら大きい声でいいなさい。があーっ!
孫:ウルサイ!
小林幸子さん:えっ?
孫:ウルサイ!
小林幸子さん:ねてないよババは。があっ!

おばあちゃんが眠ってから一時間半後。あらかじめ旦那様に鍵を開けて置いてもらった玄関から潜入。

高いびきのおばあちゃんは我々が潜入したことも全く気づいていない。そしてとなりの旦那様も寝入ってしまっていた。

レポーター:ご主人、すいません。申し訳ありません。(ご主人を起こす)
(ご主人、おばあちゃんも起こす)
小林幸子さん:ん?ナニ?寝てました?

レポーター:ええ、ぐっすり。
小林幸子.さん:私、主人のいびきうるさくて眠れないんですよ。
レポーター:あらそうですか。あら。

自分より旦那様のいびきの方がうるさいと主張するおばあちゃん。しかし自分の寝姿をビデオで見せられると・・。

小林幸子さん:ふっ
小林萬年さん:いつもこんなもんですよ。
小林幸子さん:そうですかねえ・・。若い頃はもっとかわいかったかしらね?
小林萬年さん:若い時の方がすごかったんじゃないの?
小林幸子さん:ああ、そうですか。お父さんごめんなさいだわね。

孫達にとっては毎日がおばあちゃんのいびきとの戦い。しかし、やがて戦いに疲れてぐっすりおねむり。

誰しも他人のいびきによって安眠を妨げられたくないもの。実際にいびきが人間の睡眠にどんな影響を与えるのか実験してみることにした。
(帝京大学溝口病院)前日2時間しか眠っていないという番組のになっているわけすよね。スタッフが実験台に。彼女の頭部に脳波をはかる電極をつけ、いびきと睡眠の関係をみてみた。ベットに横になってから2時間後、彼女は深い眠りに。脳波の山がほとんどないのが熟睡している証拠である。そこに渋谷の交差点の騒音とほぼ同じレベルのいびきを聞かせてみた。見た目はまだ熟睡しているようにみえる。しかし脳波の山は明らかに揺れ始め、眠りが浅くなっていることを示している。いびきを聞かせている間彼女の眠りは浅いままだった。

耳鼻咽喉科 石塚洋一医師:こういう、騒音ですから。一種のね。騒音が大きくなれば完全に目が覚めるわけでしょ。皆、普通は。いわゆる良い睡眠でなくて悪い睡眠になってるわけですよね。悪い睡眠だといくら寝ても熟睡しないわけですから、当然昼間に影響が出るわけです。

そこで今度は先ほどのいびきと同じ音のレベルの音楽を聴かせてみた。すると最初こそ脳波の揺れはあったものの、ほぼ、1分後には揺れはおさまり、深い眠りに戻っていった。今回の実験でいびきは掻いている本人の身体に悪いだけでなく周りで寝ている人の安眠を妨げ悪い影響をおよぼしていることが分かった。
さらに今回我々は驚くべき情報を入手した。最近流行の顎の小さい小顔の若い女性がいびきを掻きやすいというのである。

三好彰:若い女性の場合やっぱり、「お嫁にいけない」とかいうことがあるでしょうし、まあ、プライベートなんですが「ボーイフレンドと泊まりに行けない」とか、そういうことで来ることが多いですねえ。顎が小さいと下顎が落ち込んでしまって気道を狭めるからなんですね。

レポーター:小顔の人がいびきを掻きやすいと言うのは本当なんでしょうか。いろいろと聞いてみましょう。

このように、顎が小さいと顎が下に落ち込み、いびきを掻きやすいというのである。

 

レポーター:いびきを掻いたことありますか。
女性1:あります。普通にある。「すごいいびき掻いて寝てたよ」「え?マジ?」みたいな。
女性2:自分で気づいて起きる。今は、一人暮らしなんで、家にいるときは「いびき掻いてた」とか「歯ぎしりしてたとか」言われた。
女性3:友達が泊まりに来ているときに言われて、あ、やばいって思って。すごいショックでしたね。
女性4:あ、バリバリ。.自分じゃ分からないけど彼氏が言うから。

しかし、なぜいびきを掻きやすい小顔の女性が増えてきたのか。

三好 彰:一般的には堅いものを噛まなくなったという言われ方をされていますけどね。横向きに寝るとか、うつぶせに寝るとか、寝方を変えることによってもかなり改善するものなんですよ。


レポーター:寝てるけど眠れないというには科学的に証明。

女性アナウンサー:なるほど。

レポーター:あまり軽んじてはいけなくてですね、真剣に悩まなくてはいけないときもありまして、こういう、呼吸が止まるいびきや、昼間ひどい眠気がおそう。いつもと違ういびきの場合は、これはもう本当に気をつけていただきたい。本当に危ないときは病院に是非相談を。

コメンテーター:こういう要注意もあるんですかね。そういう場合はそれは確かに問題だろうけども、つれあいのいびきはつれあいに属してる・・属性みたいな気がしますね。私、猫飼ってるんですけれども、猫もいびきあるんですね。そういうときね、わりと安心して熟睡しているっていうことなんですよねえ。

レポーター:落ち着いた状況だからいびきを掻いているっていうのかなって・・。

コメンテーター:だから奥さんがいびきを掻いたら安心してるなって思ってもいいかもしれない。

女性アナウンサー:そうですね。但し呼吸が止まったら、いつもと違うと思ったらご注意ください。

以上ダグラス調査隊でした。

 
関連リンク: 用語集 いびき
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