当クリニックでは、10周年に当たる2002年から、これまで試験的に行なってきた睡眠時無呼吸症候群の精査と治療を、本格的に開始することとしました。
治療機器としては読売新聞の記事のソムノプラスティがすぐれものですが、睡眠時無呼吸症候群の精査に欠かせない終夜睡眠時ポリグラフ装置(PSG)も、院内に設置されたのです。
このため、睡眠時無呼吸症候群が余りにひどくてCPAP(持続陽圧呼吸装置)の適応となる方には、これまで柏市の池松先生のセンターなどを紹介しておりましたが、ここ仙台市でも十分な検査が受けられるようになったのです。
検査としては一晩睡眠状態を観察せねばならないために、一夜装置を付けて睡眠状態を記録する必要がありまが、外来検査の形で実施することができます。
差し当たって、重症の無呼吸と推測される方から順番に検査を、と思っています。.ただし、最近遠方から当クリニックで検査や治療を受けたいと来院される方が多くなってきましたから、そんな方にも無理なく検査の予定を入れて行きたいと考えているところです。
いびきがひどくて無呼吸を指摘されたりしておられる方には、手軽に精査を受けられるようになったことを、先ずお知らせしたいと思っています。ご自分で心配しておられる方、夜間息の止まってしまう家族を持っておられる方、ぜひともご相談ください。
(院長)
〜終夜睡眠時ポリグラフ検査(PSGに)ついて〜
 |
|
睡眠の深さを測るために電極を装着して測定します。
|
 |
|
波形を確認している様子
|
患者さんにはそれぞれスクリーニングとして、家で出来る簡単な無呼吸の検査をして頂いておりますが、検査の結果睡眠時無呼吸症候群が疑われますとクリニックにお泊まり頂いて夜間の精密検査をうけていただきます。
検査日の日中は特に制限はありませんので普段と同じように仕事にいかれてもかまいません。19時から検査をはじめますので、シャワーを浴びて30本近くのセンサーをつけます。この作業に60?90分の時間がかかります。センサーの装置が終わりますと検査モニターと波形の調整が行われ、21時30分?22時頃には眠っていただき検査が開始されます。睡眠の深さと中途覚醒、無呼吸の有無、無呼吸型の判定、下肢筋痙攣による中途覚醒のデータが得られます。これらを総合的に判定します。
翌朝は6時に検査が終わります。センサーをはずしシャワーで、装着時に使ったペーストを洗い流してお帰り頂きます。そのままお仕事に行かれてもかまいません。また精密検査の結果、治療として鼻にマスクをつけ空気を送り気道を広げ、いびきをなくし、無呼吸を改善するCPAP療法が必要と判断されますと、気道を広げる必要圧を判定する為に再度泊まりの検査が必要になります。殆ど睡眠検査と同じプロセスで行われます。
(いびき外来 大澤)