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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

 

2月19日(水)に、Date fmのラジオ番組「WONDER―j」にて、グローバルミニッツ(花粉症について)をテーマとし、院長が取材を受け、放送された内容がありますので放送内容を紹介させて頂きます。

WONDER J 2003年2月19日 7:30〜8:55

 

@ グローバル・ミニッツ(花粉症について)

───

花粉症の苦しみはかかった人にしかわからないものですよね。風邪ひいているわけじゃないのに、鼻水・鼻づまり・目がかゆくて涙が止まらない、というのが一般的な症状。この花粉症ですが、昔は今のようにかかる人がそれほど多くはなかったと言われていますよね。昔からあった花粉症としましては、ブタクサによるものが有名です。これは、アメリカではざらに見られる植物だそうで、日本でもブタクサひか植物として良く見られるようになりました。かなり症状はひどいうようですね。夏から秋にかけて荒地などに高さ1m〜3mまで伸びて群生する。黄色い細かい花をびっしりつけるセイタカアワタチソウやブタクサなどがよく見られます。北アメリカが原産で日本に上陸するやいなやたちまち全国を制覇、という厄介なものです。そのうえ、外国では花粉症の犯人としてもよく知られている筋金入りといってもいいでしょう。しかもスギ花粉症の8割がブタクサにもW感染するということです。これは花粉症で悩んでいる方にとっては踏んだり蹴ったりというものでしょう。

花粉症の中でもスギ花粉症は日本では比較的新しい病気と言われています。1963年に東京医科歯科大学の斉藤先生が栃木県日光市で発見したのが始まりだと言われています。日本にはスギの木が非常に多い。針葉樹■林面積の45%を占めております。スギは成長が早いため第二次世界大戦中、国が奨励して植えたためと言われています。1964年には、アメリカからティッシュペーパーが渡来してきています。スコッティ、クリネックス、ともにそれぞれ紙ということで発売されたんですが、当時の値段でスコッティは80円、クリネックスは100円。小売店ではそんなに高いものが売れるはずがないと言っていたんですが、確かに普及には時間がかかりましたが、今や花粉症で手放せないという方もいらっしゃるかも知れませんね。

さて、この時間ですが、仙台市泉区泉中央にある三好耳鼻咽喉科クリニック院長で、南京医科大学国際鼻アレルギーセンター主任教授の三好彰先生にスギ花粉症についてお話を伺っているんですが、今年のスギ花粉、飛び具合は先生、いかがですか?

三 好

「晴れて明るい日が続いていますし、初観測日とは連続して2日間花粉が観察されねければ正式な記録ではないので発表されていませんけれども、どうもたくさん飛んでいるみたいです。皆さん、悩んでますよ。」

───

去年に比べどうなんでしょうね。

三 好

「関東から関西にかけてはものすごく多いと評判になっています。ただ、東北ではそれほどじゃないんですが、例年よりは、多いと言われています。

───

心配ですよね。スギ花粉、時期としてはいつ頃がピークなんでしょう?

三 好

「2月末から3月にかけてなんですが、仙台の場合は春分の日あたりがピークになりますね。それは天候にもよりますけれど、人々が休みで一斉に外に出るものですから、大量に花粉を吸い込んでしまうということも関係しているみたいです。」

───

なるほど。もうすでに症状が出ている方もいると思うんですが、どうですか?

三 好 「だいぶ、皆さん予防ということを心がけて来られたみたいで、たくさん外来に詰めかけていらっしゃいます。やっぱり今からやっておくと楽ですし、お薬も効きますし、人によってはレーザーを使っていろんな手術ができて大変楽に過ごすことができるものですから、今からでも遅くないので一人で悩まずにできるだけ早目に通っていただきたいと考えています。」
─── 早目にですね。最後に普段の生活の中で予防できることはどんな事でしょうか?
三 好 「花粉症はアレルギーですから、抗原抗体反応であり、つまり原因である花粉の量が多ければ花粉症はひどくなり、花粉が少なくなればそれは楽になります。ですから、花粉になるべく接触しないようにすること。当たり前ですけれども晴れた日は、あまり外へ出ない。やむを得ない時にはマスクなどを活用する。それからレインコートのようなつるつるした素材のウエアをはおって、なるべく花粉が体につかないようにすること。家の中に入る時にはそれを払って入る。そういった予防策が非常に重要になります。家の中でも花粉が紛れ込むと嫌ですから、掃除機をちゃんとかけてもらうことが必要ですし、やっぱり晴れた日に外に布団を干さないということも重要になります。布団がみんなしこみ布団になってしまって、夜中に一人で花粉症を起こすようになって、非常に滑稽ですから。」
─── 有難うございました。今日お話を伺った三好彰先生がお書きになった最新の本、タイトルは「スギ花粉症―レーザーとソムノプラスティによる新しいアプローチ―」いちい書房から出ている本なんですが、10名の皆様にプレゼントします。FAXかメールでご応募下さい。

A エンディング(本について)

─── さて、花粉症の方にとっては、寝ても覚めてもつらいという方もいらっしゃると思うんですが、今日グローバル・ミニッツ後半でお話をお伺いしました三好彰先生がお書きになった最新の本「スギ花粉症―レーザーとソムノプラスティによる新しいアプローチ―」10名の方にプレゼントします。中身ですが、花粉症のしくみとルーツを様々な専門家の方々が、いろんな方面から分析しています。また、日本以外にも中国の現状からの考察ですとか、環境からの影響など詳しく書かれている本です。そればかりではありません。実際にアメリカ製高周波治療器、それがソムノプラスティなんですが、その治療を受けた患者さんの体験談も語られています。必見です。是非ご覧になっていただきたいですね。花粉症、ひと昔前に比べて薬の効果、かなり改善されていると言われますね。8割は症状をコントロールできると言われます。花粉症、敵をよく知り対策を考え最新の治療法。是非この本をお読みになってみて下さい。

 

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