3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
 
今回は院長と留学生が学会発表をした。その内容をお見せ致します。

 (スライド1)われわれは、本年8月23日から25日の3日間、インドネシア国バリ島で行われたアジア耳鼻咽喉科学会と、ヒアリング・インターナショナル会議に出席して来ました。今回は、われわれのこれまでのインドネシアにおける難聴者支援プログラムを簡単にご紹介申し上げると共に、学会の生の雰囲気をムービーでご覧頂こうと考えております。

 (スライド2)そもそも日本ヒアリング・インターナショナルの創立は1992年ですが、インドネシアプログラムは1995年に発足しました。現在の支援の形式は、JICA-HIJ-Partnershipとして実践されており、現地ではヒアリング・インターナショナル・インドネシアとの共同作業です。(スライド3)インドネシア国内では、ジャカルタ・スラバヤ・バリクパパン・サマリンダ・スマラン・パレンバンなど、地元の医療機関の耳鼻科と共同で活動センターを作成しつつあり、各地での活動を実践しています。

スライド1 スライド2 スライド3
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 (スライド4)われわれ日本ヒアリング・インターナショナルのメンバーは、インドネシア訪問時耳科学的検査機器ならびに手術器具の数々を寄付し、その操作を指導します。(スライド5)機会があれば、現地でのデモンストレーションやセミナーを実現し、耳科学に関する講義や研究発表を行うこともあります。(スライド6)これらのイベントには、日本のメンバーだけでなく現地のメンバーにも、積極的に参加してもらっております。

スライド4 スライド5 スライド6
Semarang大学訪問

 (スライド7)日本からのメンバー派遣時だけでなく、恒常的に耳科学的諸検査・診療そして手術が行えるように、ジャカルタの医療機関内にヒアリング・インターナショナル・インドネシア本部を常設しようと、現在計画が進行しております。
 インドネシアの耳鼻科医教育のために、ジュニアもしくはシニア耳鼻科医のための来日コースが設けられており、所沢市の国立身体障害者リハビリテーションセンター始め、国内で充実した研修が受けられます。(スライド8)また現地での教育のために日本から指導医の派遣も行っており、つい最近まで石崎久義医師がインドネシア大学で2年間、教鞭を執って来られました。われわれの発表のこの瞬間も、鈴木淳一・高山幹子・殷敏などのメンバーが、現地で活動を行っています。

 (スライド9)耳科学教育の一手段として、鈴木淳一執筆の“Reconstructive surgery of the middle ear”をインドネシア語に翻訳して、この8月に出版しました。なお本書は来年中国語版が出版される予定です。

スライド7
JICA meeting
スライド8 スライド9

 (スライド10)書物としては、われわれの執筆した“Hearing Impairment, An Invisible Disability”という出版物や、(スライド11)難聴に関するコミックも活用されています。
 加えて難聴者支援のために、低価格の補聴器をインドネシアのABDIという会社と、開発中です。

 (スライド12)ここでは触れている余裕はありませんが、われわれのうち三好は15年前まで日本の難聴者の会の顧問を努め、難聴者支援の努力を行なって参りました。たまたま三好が難聴者の会のために紹介した、三笠宮への対応をめぐる会の内部の不統一から、その任務を降りた経緯があります。

スライド10 スライド11 スライド12
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 難聴ゆえに正確な情報が入りづらく、ときに判断を間違い易い難聴者を支援するにあたり、試行錯誤の続くことは事実かも知れません。(スライド13)しかし、2010年の南京市におけるヒアリング・インターナショナルの開催に向けて、われわれは全力を尽くしております。
 では、ビデオをお願い致します。

スライド13
関連リンク: 第123回 日耳鼻宮城県地方部会 2005.12.10
  アレルギー性鼻炎と大気汚染(2)
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