3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
 
チベット調査2006年 三好 彰
2001・2004・2005年と3回行われたチベット調査に引き続き、今年は4回目のラサ市におけるアレルギー調査となりました。

私たちのチベット・アレルギー調査の目的は2つあります、1つには、文明病とも形容されるアレルギーの頻度が、日本・中国・チベットの順で高いことが判っています。ですからこの調査によって、なぜチベットで低いのか研究することにより、逆にアレルギー増加の原因を推測しようとすること、です。もう1つですが、私たちがその存在を明らかにした中国におけるスギ花粉症の痕跡が、チベットでも見られます。つまり被験者たちの皮膚検査でスギに陽性反応を示す例が、何人か見つかっています。アレルギーは抗原抗体反応ですから、反応が生じている以上原因物質がどこかに存在するはずで、チベットでもスギかそれに類するアレルギー源があることになります。それがいったい何なのか、明らかにするのが2つ目の調査の目的でした。

 


 
(写真1) チベットに入るために、四川省すなわち昔の蜀の国の首都・成都市に一泊します。四川料理は辛いのが特徴で、これは成都周辺は一年中天気が悪くすっきり晴れないので、料理で汗をかこうとする習慣があると聞きました。その中でもマーボー豆腐は有名で、がっちり汗をかくことができます。
 

(写真2) 辛さに悲鳴をあげる院長のとなりでにっこり笑っているのは、程雷先生。院長の紹介で京都大学とウェルズ大学へ留学し、今年5月に南京医科大学耳鼻咽喉科の主任教授に就任したばかりです。

※画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます

     
 
(写真3)レストランには、耳掻きサービスがありました。耳掻きと上半身のマッサージで、50元。
 

(写真4)耳掻きを外耳道に入れて、そこで音叉を鳴らします。耳元で大きな音がしますし、耳掻きが耳奥まで入れられたままです。おもしろいような、恐いような、ヘンな気分でした。

※画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます

     
 
(写真5)翌朝チベットのゴンカル空港で。
 
(写真6)以前はゴンカル空港からラサ市内まで140キロあり、2時間近くバスに乗っていました。去年からヤルツァンポ河に橋が架かり、距離も時間も半分になりました。
     
 
(写真7)橋の真ん中にはトンネルがあり、その手前がヤルツァンポ河です。
 
(写真8)橋の真ん中のトンネルを抜けると、ヤルツァンポ河に支流のラサ河(キチュ河)に出ます。
     
 
(写真9)チベット民族の家は、以前はしっくい作りでしたが、今は中国の資金援助でブロック作りの家になっています。
 
(写真10)昨年まではチベットで入手できないガソリンを、軍のタンクローリーで陸路運搬していました。今回驚いたのは、ラサ市への道路の各所にガソリンスタンドのあることで、ガソリンは空輸されているとのことでした。
     
 
(写真11)ラサ市近辺を走るチベット鉄道の線路。
 

(写真12)翌朝は健診です、チベットの小学1年生は、本当に可愛いです。

※画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます

     
 

(写真13)上田・藤田学園前教授による皮膚科健診。今回もアトピー性皮膚炎は皆無でした。なぜ少ないのか、アレルギーの謎を解く鍵がここに潜んでいるように思うのです。

※画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます

 

(写真14)アトピーが存在しないという事実を、カメラで記録しておきます。いずれ増加するようなことがあったとき、以前は皆無だったという証拠にするためです。

※画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます

     
 

(写真15)アレルギーの増加は、栄養状態と関係があるように思われます。身長体重も記録を残しておきます。

※画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます

 

(写真16)スクラッチテスト(アレルギー皮膚検査)を受ける、チベットの子どもたち。

※画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます

     
 
(写真17)
 
(写真18)
     
 
(写真19)授業の合間に、体操の時間があります。
 
(写真20)
     
 
(写真21)太陽光を使用した湯沸器ですが、製造はチベットではなく江蘇省と書いてありました。
 
(写真22)「江蘇省」の文字が見えます。
     
 
(写真23)キチュ河(ラサ河)の対岸から眺めたポタラ宮。
 

(写真24)ポタラ宮を背景に。

※画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます


関連リンク: 用語集 チベット

トップページへ 前ページへ