3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
 

院長が中国・上海交通大学で講義をしました!


上海交通大学は中国の国立大学の1つで、江沢民前首席が卒業したことで有名です。

なお、交通大学というとバスの車掌さんの学校みたいに錯覚されかねませんが、中国語で「交通」とは「情報」を意味する単語です。この大学は一時期東亜同文書院と名付けられていたことがあり、その当時日本人の卒業生が輩出したことでも知られています。

上海の街は、国際空港が町中の虹橋地区から埋めたて地の浦東地区に変更となってから、大きく変わりました。

上海の街自体が慢性的な交通渋滞で悩まされているのですが、中心部と浦東とを結ぶ橋が2ヵ所しか無く空港から中心部への車での移動はとても大変です。

今回の一連の講義は、南京医科大学から日本の九州大学へ留学していた時 海波医師(3443通信No.137・128を参照して下さい。今では上海交通大学の助教授です。)が私たちを招待してくれて実現しました。

このため、時医師の九州大学時代の恩師である小宗静男教授ご夫妻も、上海に見えておられました。

仙台から上海へ行くための直行便は、週に3便しか無いのですが、福岡からは毎日4便が飛んでいるそうで、うらやましいくらいです。
それに仙台から上海へのフライトにかかる3時間のうち、2時間は日本上空の飛行ですので、何となく損をしたような気もしないではありません。

 
写真1
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写真2
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写真1は、6月13日の夕食会の光景ですが、向かって左から3番目が小宗教授です。

写真2は、6月14日8時から講義の行なわれた階段教室の光景です。皆さん熱心で、上海に記念館のある文豪・魯迅が東北大医学部の階段教室で解剖学の講義を受けていた故事を思い起こしてしまいました。

 
写真3
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写真4
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写真3は、私の講義のスナップです。今回のテーマは、「神経耳科学入門」、つまりめまいの医学でした。

写真4は、講義終了後の記念撮影です。この講義には、南京医科大学からも受講者が来ていました。

写真5は観光に行った周荘の風景です。

 
写真5
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写真6
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上海の西部は「蘇州夜曲」で知られる蘇州市もあり、一帯が水郷として有名です。

「南船北馬」という言葉があるように昔の中国の北部では移動手段が馬で、南部は運河が発達しているために舟が交通の主な手段です。

この周辺には隋の2代目皇帝煬帝が作った京杭運河(北京と杭州とを結んでいる)などの水路が、従横無尽にはりめぐらされています。 司馬遼太郎の「空海の光景」には空海を乗せた船がこうした運河を、両側の陸路を歩行する水牛によってひっぱられて移動する様が描かれています。

この豊かな水が、中国の穀倉地帯として知られる江南を支えていたのです。
写真6は、小宗先生ご夫妻と私たちの記念撮影です。梅雨の上海は、けっこうすずしかったのが印象的でした。

私たちは翌6月15日名古屋経由で帰国しましたが、その日の夕食は名古屋名物空弁のみそカツ弁当となりました。

(三好彰)



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