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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
   
白老検診旅行記
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1988年に始まり今年で20回目を数える白老町学校健診に、初めて同行させていただきました。
七月とはいえ、北の大地は肌寒く、雨混じりの健診旅行となりました。
とはいえ、豊富で新鮮な海の幸、白老牛、そして温泉。この旅で味わえた白老町は格別でした。潮風の香る素敵な町で、私は数々の貴重な体験をすることになったのです。

初日から健診で訪れた学校では、たくさんの元気な笑顔に出会うことが出来ました。
子供たちは生き生きした瞳を輝かせ、迎えてくれました。とても印象的だったのは、子供たちの『あいさつ』でした。自然に、けれどもしっかりとこちらへ届けられたその言葉が、なんとも言えない暖かな気持ちにさせてくれました。校舎全体がとても明るく気持ち良く感じられたのは、そのせいだったのかも知れません。短いけれど心のこもった元気な一言は、空気を軽くし、和ませる力があるのだと感じました。日々接する患者様やお客様にはもちろん、職員同士が交わし合う『あいさつ』の大切さとその意味を、白老の子供たちから改めて教わった気がします。

鎧甲(よろいかぶと)姿のりりしい工藤技師<陣屋資料館にて>
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二日目の健診後に向かった『アイヌ民族博物館』。私の中でおぼろげだったアイヌの人々の存在が、しっかりとした実線でなぞられたひとときでした。歴史に埋もれ、失われようとしている文化を護り継いでいくことの難しさと、かけがえのなさを感じました。自然と密接に交わる暮らし、そして偉大な神(カムイ)の存在。恵みとは神の姿そのものであり、神の化身である動物は、アイヌの人々にとって有難く尊い存在であるといいます。いくつかの子守唄に耳を傾けていると、彼等の生き方に、今を生きる私達が学ぶべきことがたくさんあるのだろうと思えてなりません。

次に向かった、院長にとてもゆかりのある『仙台陣屋資料館』。
館内にて私は院長と共に、よろいかぶとを着せていただくことに。
ずしりとした重み、きらびやかな装飾。弾んだ心がどこか締め付けられたのは、戦場へと向かう気迫と決心が、羽織る重みとして感じられたからなのでしょうか。
思いがけないことに戸惑いましたが、このような体験ができたことを本当に幸せに思います。

今回の健診旅行は忘れられない素晴らしいものになりました。院長をはじめ白老町の皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。



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