3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
 
2007年北海道白老町検診


ムックリ(口琴)を吹く乙女

「広い!!」
千歳空港から白老町へ向かう道中で、私が感じた第一印象がソレでした。
我ながら、単純な感想とは思いましたが、視覚だけではなく体全体で感じた空間的な広さが、初めて北海道に降り立つ私には、とても衝撃的でした。

何故、院長が北海道へ健診に赴くかは、3443通信をご愛読頂いている読者なら、すでにご存知の事と思いますが、1856年、蝦夷地の防衛をするにあたり、徳川幕府が東北6県の藩にその任を命じた際、仙台藩の重役である三好監物が、地理的条件を考慮し、今の白老町に元陣屋を構えました。

 
イヨマンテリムセ(熊の霊送りの踊り)

この方が、三好院長のご先祖様にあたるため、縁(えにし)の地である白老町の健診に、20年前から赴くようになりました。
健診では、幾人もの子供達を視診するのですが、そのスピードたるや、院長の腕の中で子供達がコマの様にクルクルと回り、ほんの僅かな時間で診察をこなしてしまいました。
私と工藤さんは、出来るだけ院長が効率よく診察が出来る様に、器具の配置や補充等の作業を行ないました。

続いて向かったのが、アイヌ民族博物館です。当時の古舞踊や文化・狩猟の形態等を詳しく教授して頂きました。アイヌでは、主に弓での狩猟が一般的な方法で、剣などの道具はあまり使われなかったそうです。心温まる囲炉裏の火は、見る者を釘付けにし、いつまでも眺めていたい衝動に駆られました。

 
若武者健太の勇姿(陣屋資料館にて)
※画像をクリックすると拡大写真がご覧いただけます

その後、仙台陣屋資料館へ赴いた際、多少の時間的余裕があったので、院長と工藤技師が甲冑を身に纏い、当時さながらの熱演を繰り広げていました。
(内心、着たくてしょうがなかった、秘書の青柳)

今回、私が同行させて頂いて印象に残った事は、どこの学校に赴いても、『先生に来て頂いて、本当にありがたい事です』と、感謝する人達の表情でした。

月並みな言葉かもしれませんが、『ぁぁ、来て良かったなぁ』と、一人感激していたのは秘密です。そして、白老町に住む人達の心遣いに接し、厳しい状況の中でも、子供達を気遣い、真剣に取組まれている方達の姿を拝見し、私は白老の地が大好きになりました。



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