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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
   
第37回 平衡機能検査技術講習会レポート

はじめに

第37回平衡機能技術講習会が、以下の日程で開催されました。

期間: 平成19年8月6日(月)〜平成19年8月10日(金)
会場: 昭和薬貿ビル2F 東京薬事協会

講習会は、講義と実習からなり、最終日に修了試験が実施されました。


講習会内容

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めまいのする場所(内耳:別名を迷路と称します)の案内?
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会場案内
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講義は、主に『講習会テキスト』と日本めまい平衡医学会の『イラストめまいの検査』に沿って進められました。臨床で活躍しておられる先生方が担当された講義は、診療の実例などを織り交ぜた、どれも興味深いものばかりでした。ほんとうにたくさんの、貴重なお話をいただくことが出来たと思います。

講義内容は、全体として難しい印象でしたが、講義後の質問時間だけでなく、質問用紙も用意されており、いつでも気軽に質問ができる環境で学べたことは、とても有意義だったと思います。

実習は、数人のグループにわけられ、ENG検査をはじめ、重心動揺検査、エアカロリック検査等の、めまいの検査を実践的に教えていただきました。

眼の角膜網膜電位をとらえるENG検査は、開眼のみならず肉眼では観察できない閉眼や、暗所開眼時の記録、また、各種刺激により誘発される眼振の記録もできます。また検査結果の定量的分析もでき、さらに記録紙を用いて迅速に所見を読めるという利点があります。今回の講習会で初めて触れた検査でしたが、めまいの診断において、大変意義の大きな検査であることを改めて感じました。

講義や実習の中で何度となく、『患者様への説明の重要さ』についてのお話がありました。めまいの検査は、患者様に身体的にも精神的にも負担を与える検査であることを頭に入れ、検査を行う前にしっかりとした説明をすることがとても大切だという内容でした。もちろんその説明は一方的ではなく、患者様の理解をさらには信頼を得られるようなものにしなくてはならないというお話でした。

具体的には、難しい専門用語はなるべく使用しないようにしたり、一度に全てを伝えようとせずに、患者様の様子をみながら進めていき、出来るだけ分かりやすく、簡潔に話すようにしたりするなどの方法があるようです。

特に、人工的にめまいを誘発させるカロリックテストは、『なぜこの検査が必要なのか、なぜこの検査をしなくてはいけないのか』という説明をしっかりし、理解を得てから行うようにするのが望ましいということでした。

説明が重要だということは、めまい検査だけでなく、他の業務についても言えることだと思います。今後は今まで以上に、スタッフ一人ひとりが患者様側に立って、いつも心のこもった分かりやすい説明ができるよう心がけていければと思います。

 

おわりに

聴力検査技術者講習会に引き続き、このような素晴らしい機会を与えていただき、とても感謝しています。この講習会で学んだことをよいきっかけとして、めまいに対する理解をさらに深めていきたいと思います。本当にありがとうございました。

めまいの講義をきいてめまいを起こしてしまった(?)参加者たち
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難聴・早期発見伝
「さつきさんの憂鬱」
めまいに関する医学コミック「さつきさんの憂鬱」は当院HP(www.3443.or.jp/)でご覧頂けます。
 

年令の部分は見ないでくださいね。目がつぶれますよ。
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