3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
 

院長が東北放送ラジオに出演しました。

3月25日(火)に、東北放送ラジオ局に収録で訪れました。
ここでは、取材風景とインタビューの要旨をご紹介したいと思います。


3月26日(水)7時38分 東北放送ラジオ局OA

若生
仙台市が一望できるスタジオでした。
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 仙台市泉区の三好耳鼻咽喉科クリニックの三好彰先生です。
  花粉症の、患者さんが大勢クリニックにいらしているかと思いますが、今年の花粉症の傾向を伺いたいと思います。
三好  今年は多いんです。昨年一昨年と花粉が少なくって、というのは前の年の夏が寒かったものですから、あんまりスギの木が実らなかったんです。ところが去年の夏は暑かったものですから、スギがとても見事に実りましてですね。みんな花粉を飛ばすものですから、飛散すると皆さん悲惨な思いをしてますね〜。
若生  そうですね〜(笑)。これまでにまぁ、発症していなかった人たちも、増えているという風に伺いましたが。
三好  花粉の数が多いと、つまり原因が多いと結果も多くなりますから、これまで、数が少ないときに症状が出なかった方も初めて出る方も、いらっしゃいます。
若生  花粉症のメカニズムという事で伺いたいんですが。
三好  花粉症はですね、実は過剰防衛反応なんですよ。
若生  体が健康のために?
三好
収録前に内容を打ち合わせします。
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 はい。敵を体の中に入れまいとする反応なんですね。  くしゃみ・鼻水・鼻づまりというのは、鼻から、異物が入らないようにする為の反応なんですけれども、何故、風邪のときと同じようにくしゃみ・鼻水・鼻づまりが出るのかというと、風邪の場合にはウイルスやバイ菌が入ってくるのを防ぐために、そういう反応をしている訳なんですけれども、人間の体があんまりこう……体力をつけすぎたり頑丈になりすぎると、そういったウイルスやバイ菌みたいな有害な物ばっかりじゃ〜なくって、花粉のような無害な物に対しても防衛をしてしまって追い出そうと。それでくしゃみ・鼻水・鼻づまりの、過剰防衛反応にでるわけです。
三浦  花粉自体は無害なんですか?
三好  害はないんですけれどもね、それも全部やっつけちゃおうと思うみたいなんですよ。
若生  な〜るほどねぇ。その花粉の数がまず多すぎる、多いと言う。あの〜、時期的には本来はスギ花粉は、ピークは過ぎている?
三好  はい、スギています(笑)
三好  例年だったらば大体三月に入ってから、ピークが来るわけですし、そうですね、春分の日はほら、お墓参りにいくじゃないですか。
若生・三浦  はい。
三好
院長は矢継ぎ早な質問にもすぐさま答えていました。
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 何故か、お墓というのはスギの木の傍にありましてですね、お墓でお参りをしていると、スギ花粉をしっかりと吸い込んでしまって、その日あたりからとっても発作がひどくなるという、そういうピークなんですけれども、今年は少し遅めですね〜。
若生  うんうん。まぁ本来は花粉症になる前に、手だてをということなんですけれども。今年に関しては……。
三浦  今、発症したという方も多いという事で。
若生  さぁ、どうしましょう先生!
三好
ついつい盛り上がってしまいました。
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 はい。まずやっぱり、原因である花粉を吸い込まないことが一番ですから、マスクをするゴーグルをする。花粉の飛ぶような晴れた日は外に出ない、それが重要だと思います。
 それから、花粉のついた物を家の中に入れない。例えば布団を外で干したりして、すっかり花粉にまみれた布団を家の中に持ち込むと、夜中に花粉症の発作がおこりますから、それは絶対避けてください。
三浦  払えばいいかな〜と思ってしまうんですが……。
   いや、しっかりくいついていますから、そううまくはいきませんねぇ〜。それからやっぱり、もぅこうなったらお医者さんに覚悟を決めて受診することですね〜。
若生  はい!
三好  飲み薬とか塗り薬もありますけれども、そのステロイドのような本来だったら体に使ってはマズイ薬も、鼻のスプレーで体の中に吸収されないタイプの物があって、これは即効性があって害がありませんから。そういったものはやっぱり、お医者さんに行かないと貰えませんよ。
三浦  あと先生、今アメだとかお茶やエッセンスオイルにヨーグルト、花粉にいいな〜と、思われる物をたくさんお店でも売っていますよね?お医者さんの立場からご覧になると如何でしょう?
三好  はい。あの甜茶だとか実際に、結果が論文で実証されてる物もありますが。でもすぐ効くものじゃなさそうですから、普段から使っておられた方がよろしいんじゃないでしょうか。
三浦  じゃ、予防として早め早めに、こういった物を取り入れていくと。
三好  習慣的に使っていただければありがたいです。
若生  先生、スギ花粉の方はもうしばらくの辛抱ということにしても、長い期間にわたっていろんなモノが、また出てきているという風に伺いますけれど?
三好  そうですねぇ他の花粉症、たとえばこれからだとカモガヤの花粉症だとかブタクサだとか、そういったものが出てくることもありますし、あるいは普段からダニやハウスダスト、家のホコリですね。そういったアレルギーもある方もいらっしゃいますから、普段からコントロールしておかないと、花粉症の発作の時期によけいにひどくなりますからね、普段の心がけが肝心だということになります。
三浦  ダニやハウスダストという事は、もう毎日のお掃除から予防なんですね。
三好  家の中にありますから、ちゃんと掃除をする。それからダニが増えないように湿度を下げる。重要なことですよ。
若生  あの〜、お子さんが、なりにくいという風に聞きますが?
三好
スピーカーを通して、収録中の様子を確認します。
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 花粉症には子どもは、原則的にならないんです。  何故かというと、ダニやホコリが一年中存在するのに対して、スギの花粉は年に3月・4月の2ヵ月しか飛びませんから、時間的にいうと、ダニは一年中ある。スギは2ヵ月しかない。6分の1の量なわけです。ですから、もしもダニにアレルギーおこす様になるのに1年間の時間が仮に必要だとするならば、スギの花粉症をおこすには6年間、6倍の時間が必要になりますから。まぁ6年間は花粉症にならないと考えるのが、物の筋というものです。
若生・三浦  はぁ〜〜!
若生  なるほどね〜。
三浦  住んでいる環境にもよりますね、遺伝は関係ありますでしょうか?
三好  親が花粉症になってる方の子どもさんはなり易いんですけれども、それは遺伝という面ももちろんありますが、住んでる環境おんなじですから。おんなじ物を吸ってるんだと、思わなくちゃなんないですね。
若生  体質プラス住んでいる環境ということですか。
改めて!三好先生。花粉を取り込まないための、具体的な方策をお願いします。
三好  やっぱり外で飛んでる花粉を、家の中に持ち込まないっていう事がとても重要な事ですから。例えば、着てるものが花粉が付着しやすい材質の物だとか、そういった物は避けた方がいいですね。出来るだけ、表面のツルツルしたビニールのコートみたいな物を着てきて、玄関から入るときにソレを脱いでしまって、絶対花粉を中に入れない。払って、まぁある程度付いてはきますけれども、なるべく家の中に入れない工夫をした方がいいと。それから、家の中に花粉が入ってしまうと、また家の中を歩くたびに花粉症の症状がでますから、掃除はしっかりやる。花粉は家の中のゴミに紛れちゃって隅々までありますから、掃除機はしっかりかける。只細かい花粉の微粒子が掃除機の風でもって、逆にとんじゃうこともありますから、使うんだったらフィルターの細かい掃除機を使う。それから、これが面白いんですが、昔ながらのお茶ガラを撒いてホウキではく!これがベストですね〜。
若生  あらぁ〜!昔のおばあちゃん達があねさん頭なんかしてね!お茶ガラをバァ〜〜ッ!と撒いて、ちょっと濡らすんですよね?
三好  濡らすんですね、新聞紙でもいいんですけど。
若生  はい!え〜、大変わかりやすくお話を頂戴しました。
若生・三浦  ありがとうございました。
三好
シンボルマークの前にて、頂いたストラップと共に。
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 ありがとうございました。


関連リンク: スギ花粉症〜レーザーとソムノプラスティによる新しいアプローチ〜
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