3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
白老健診同行記 秘書 小林 真奈美

 09年7月15日(水)・16日(木)・17日(金)の日程で、今年で22年目を迎える北海道白老町学校健診へ同行させていただきました。

 ここでは、これまでの健診の歴史を振り返りながら、25年(四半世紀)の節目に向けて更にパワーアップして勇往邁進する院長をレポートしたいと思います。


17年前、ここで写真を撮りました。
 
白老小学校にて
 
1989年の健診にて。
当時の院長白衣はブルーでした。
今はグリーンを使用しています。
 
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 前回の3443通信(No.174)では、この度の健診に先駆けてミニコラムをご紹介しましたが、その号の表紙の写真は1992年竹浦小での健診風景です。完成したばかりの新しい体育館で、「元気いっぱいの児童たちに“こちょこちょ”攻撃をしたのが、つい昨日のことのようだ・・・。」と、院長が当時を懐かしく思い出されていました。

 現在は児童数が減っており、体育館での健診ではなくなりましたが特別にご案内頂きました。
院長がこの白老町学校健診を始めるに至った経緯は、これまでにも何度かご紹介しておりご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、幕末からの院長のご先祖様とのご縁がきっかけとなり開始されたものです。


 1988年から毎年欠かさずにとなると様々な変化があります。なかでもやはり、22年という年月を経て当時小学生だった子供たちがすでに大人に成長しており、時の流れに驚くと、白老町の学校関係者や教育委員会の方々ともお話していらっしゃいました。

 1989年の耳鼻咽喉科健診において収集したデータを基にまとめられた資料の中で、院長はこのような考察とまとめを書いています(下記参照)。

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 「特定の市町村の学童全員を1人で健診するといった経験はなかなかできることではなく、ある疾患について統計的な結果を出そうとする上では大変恵まれた機会といえます。」との言葉通り、白老学校健診でのアレルギー反応検査は、院長の学会や論文のデータとして発表され、国際的にも評価されています。その一例が3443通信No.170号でご紹介した『アレルギー性鼻炎と大気汚染』です。

  “原因があれば結果が増える”ことを明確にするには、長年データを収集し様々な角度から分析を行うことが必要です。

 この度の健診に同行し、論文や文献の背景を勉強させて頂いたことで、フィールドワークを積み重ねることの重要性を改めて感じました。


院長のこちょこちょに、
大興奮の児童。

当院のロゴマーク
「344」(ミヨシ)を
着けた児童。

心温まる歓迎を
有難うございました。
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 加えて白老町で過ごす時間には、研究に必要な鋭気を養うという大切な意味も含まれていることも痛感しました。

 なお81年5月、白老町と仙台市は歴史姉妹都市を結んでおり、白老小学校と仙台市の片平小学校のような姉妹校としての交流や、スポーツ少年団の遠征などを通しての交流も盛んです。

 院長のご先祖様からのご縁、そして現在の健診を通してのたくさんの出逢いに感謝し、白老町と仙台市、そして当院とが今後もよりよい関係を繋いでいけますように願っております。


関連リンク: 用語集 北海道白老町

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No.175
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