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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
県内唯一(北海道・東北地方で11人目)のめまい専門医が誕生!!
 

2009年11月のめまい学会(徳島)にて
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  この度、院長が日本めまい平衡医学会認定のめまい専門医資格を取得致しました。

 現在、宮城県内にこの資格を有する医師は院長のみであり、北海道・東北地方で11人目しかおりません。
今回、本資格を取得するに当たり、大変お世話になった各先生方を代表し、中山明峰先生よりご祝辞を頂戴致しました。

 その中で中山先生は、専門家からみるめまい専門医の重要性と、その意義について解説して下さいました。

 以下に、ご尽力頂きました先生方のご紹介と併せ、ご祝辞を紹介させて頂きます。

三好耳鼻科での診療は患者さんにとっての幸せです。


 この度は、日本めまい平衡医学会認定のめまい専門医を授かられたことを心からお喜び申し上げますと同時に、北海道・東北の地に新たに一人のめまい専門医が誕生したことを嬉しく思います。医療が専門化しているなか、都心と地方に格差が生じていることに憂いを隠せません。

 めまいという疾患は、耳鼻咽喉科をはじめ、脳神経外科、神経内科、循環器内科、精神科などと多領域に渡る知識が必要であるが故、その専門医は大変少ないのであります。

 めまい専門医となるには、少なくとも10年以上この医療を専門とし、さらに10編以上の論文執筆が必要で、そこから厳しい審査を受ける訳です。

 全国的にめまい専門医は200名満たず。実は広い北海道・東北地域にめまい専門医は10名しかおらず、なんと宮城県は皆無です。

 それだけめまい専門医となるにはハードルが大変高いものであり、大学や病院に長年勤務しないとなかなか修得できないのであります。

 北海道・東北地方では11人目のめまい専門医となり、そして宮城県では唯一のめまい専門医として誕生された先生は開業されご多忙であられるにも拘わらず、患者さんのすべての訴えを聞き逃すことなく、また、些細な所見を見逃さず、さらに平素より医療技術を高めるために積極的な学会報告、学術への追及に時間、エネルギーを惜しまない姿勢を持続させた結果に誕生したものかと思います。

 めまい症状は大変苦痛です。正しい診断と治療を行わないと、患者さんはめまいが持続する限り、耐えがたい苦痛に晒され続ける訳です。先生は患者さんの気持ちをケアする精神面の知識に精通し、また、書かれた多くの論文のように生命に危険性がある脳の疾患をもお見事に診断なされて来られました。宮城県にめまい専門医が誕生されたことは地元の患者さん方にとっても大変な朗報かと思います。

 耳鼻咽喉科の多領域において専門に精通し、数多くの患者さんに関わる先生ですが、地域にとっても大切な医師である故、心からお祝いを申し上げるとともに、どうか時にはお体を休まれご自愛なさるようお願い申し上げます。

2009年吉日
名古屋市立大学耳鼻咽喉科 病院准教授
中山 明峰

 

 

推薦頂いた先生のご紹介
この度、めまい専門医の審査をうけるにあたり、著名な先生方より
推薦状を頂戴致しました。ご略歴を併せてご紹介させて頂きます。

 鳥や魚が、はるか遠くにある巣の方向を感知する『帰巣本能』。

 原田先生はこの不思議な本能が、『内耳にある壺嚢(つぼのう)と呼ばれる器官に含まれる鉄分が磁石の役割を果たし、地磁気を感知するためである』という仮説を、世界で初めて実証されました。また、ご自身が監督・主演をされるオペラをDVD作品(下記)として制作。原爆被災のご経験から広島大学学長に就任するまでのエピソードを綴った自叙伝『行け、わが思いよ、大風呂敷にのって』を発行されるなど、文化的な活動にも貢献しておられます。


元広島大学第9代学長
原田康夫 名誉教授
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ご略歴

1931年

広島県生まれ。
広島大学名誉教授、広島大学同窓会会長、
日本予防医学会理事長、日本音楽教育振興協会理事長、広島日伊協会会長、広島日独協会会長。
広島大学大学院医学研究科終了後、広島大学医学部教授、同医学部附属病院院長、同医学部部長を経て、

1993年
広島大学学長就任。

2001年
広島市病院事業管理者、病院事業局長。

2008年
広島市文化財団常任顧問理事、
広島市現代美術館館長。
ご略歴


院長の医学コミック6「さつきさんの憂鬱〜あとがき〜」より
(竹森節子先生・中山明峰先生のこと)


竹森節子先生と院長
2008年10月のめまい学会(秋田)にて
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 恩師・鈴木淳一先生のご紹介で竹森先生は、虎の門病院に在籍中から神経耳科学を専門に、研究と診療にたずさわって来られました。

 院長は恩師である帝京大学名誉教授の鈴木淳一先生のご紹介で、1981年9月に虎の門病院にて竹森先生に神経耳科学の基礎を教えて頂きました。

 それがご縁で、この度推薦状を頂戴致しました。

あとがき

 めまいという病気に興味を持つようになったのは、今から考えると岩手医科大学在学中の1973年、当時の脳解剖学教室に出入りを許され、小脳解剖の若き権威である川村光毅教授に教えを受けたことがきっかけだった。

 耳鼻科医となってからは、帝京大学耳鼻咽喉科の鈴木淳一教授のお世話で虎ノ門病院神経耳科の竹森節子先生に、めまいについてマンツーマンで教わるという絶好の機会を頂いた。

 我ながら幸せだったと、思っている。

 加えて最近になって、秋田大学耳鼻咽喉科の石川和夫教授ならびに愛知医科大学耳鼻咽喉科の中山明峰教授から、何かとめまいについて教えて頂けるようになった。

 本書のテーマとなっている心因性・精神病性疾患については、1980年九州大学心療内科で故・池見酉次郎元教授に教えを受けた。

 今回それらの体験すべてをこのコミックに活かすことができ、幸いであった。

三好 彰

めまいについては、
院長の医学コミックをご覧ください。
http://www.3443.or.jp
(鈴木淳一先生の歴史的な三半規管への電気刺激による眼振誘発実験)



関連リンク: 用語集 索引 めまい

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