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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
2009年中国・チベット調査レポート ~味を訪ねて3000里~ 第二弾
『2009年中国・チベット調査に同行した秘書青柳の、食文化調査?の第二弾です。


調査中、工藤技師はずっとこのような表情でした
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9月21日(月) 間食~塔爾寺(タール寺)~

 青海省の省都・西寧市にある塔爾寺(チベット伝統仏教・黄教の六大寺院のひとつ)の麓に、お土産屋の立ち並ぶ集落があり、軽トラックの荷台に沢山の果物を積んだ行商がいました。

 ここで買ったナツメはカシッと心地よい音をたて、隊員たちのお茶菓子として人気がありました。

 その他にも、小ぶりなリンゴ、実がピンク色のザクロといった果物類は、低酸素という環境で疲労した心身に、大きな安らぎを与えてくれました。




どれも、非常に美味しかったです
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9月21日(月) 昼食~西寧市 群科衣春苑~

 西安市から、ラサへと向かう青蔵鉄道の出発地・西寧市へとやってきた調査隊一行。この日のお昼処は、市内の菜館「群科衣春苑」です。

 このお店の料理は、イスラム教の流れをくんだメニューで、遊牧民たちのために手づかみで食べられるよう、大ぶりな調理がなされていました。



羊のスペアリブ-香辛料添え-

ヤギの膝肉のトロトロ煮-ライス付-

青梗菜の炒め物

苦瓜の炒め物

苦瓜の炒め物

麺片-メンピェン-
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9月22日(火)朝・昼食~青蔵鉄道 食堂車~


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 西寧市からチベット・ラサ市までは約2000km(25時間)の列車の旅です。

 食堂車は車列の真ん中にあり、駅での補給状況によってメニューが変わります。

 朝食は、院長のお弟子さんである南京医科大学助教授の殷先生と同行の工藤技師の3人で頂きました。

 今朝のメニューは、中華粥と中華焼きそばです。お粥は、中華スープのほんのりとした風味が、胃に染みわたります。

 焼きそばは、日本で言うインスタント麺に似ており、お酢をかけて食べます。癖になる味でした。

 小腹が空いたときに、ついつい食べたくなります。

 お昼は、同じ食堂車で院長・新井先生(東京女子医科大学)と一緒に、駅弁ならぬ列車弁を食べました。

9月22日(火)夜食~チベット・ラサ神湖ホテル~

 終着駅であるラサに到着後、ホテルに着いた一行は特別に終了後のレストランを開けてもらい、よなきラーメンならぬ、よなき坦々麺を食べました。

 和風にアレンジされたそれとは異なり、汁気はほとんどなく、ゴマ風味のタレがウドンのような細麺にからみます。25時間列車に揺られた一行はこれを一気にかきこみます。

 通常なら高山病気味で食欲のわかない旅行者が多いのでしょう。隊員の食べっぷりを、現地ガイドがびっくりして見ていました。




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食堂で並ぶメニューは、ご飯との相性抜群です

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9月23日(水)昼食~ガンバラ山麓の食堂~

 ラサ市の南西300kmほどに位置するチベット第2の都市・シガツェに向かう道中、標高5020mのカ・ローラ峠の麓にある食堂で昼食です。

 中国の家庭料理では、お馴染みの番茄炒蛋(トマトと卵の炒め物)はフワフワ卵にトマトの酸味が加わり、全体を中華ダシでまとめたシンプルな味です。 

 そのシンプルさが、高山病で食欲の落ちた調査隊員に大人気でした。


9月23日(水) 夕食~シガツェ久木亜美国際飯店~

 専用バスで幾つもの山を越え谷を越え日が傾く頃に、ラサよりも標高の高い宿泊先のシガツェ久木亜美国際飯店に到着しました。チェックイン後、隣接するレストランで夕食です。いつもですと、食欲よりも高山病がひどく、部屋で瞑想にふけるメンバーもいるものですが、今回は長いバスの旅ということもあって、全員が食欲満点でした。

  たくさん食べて、次の日の鋭気を養います。

 


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9月24日(木) 昼食~三好飯店~

  シガツェからラサへの帰り道。やがて大河ヤル・ツァンポとなりベンガル湾に注ぐ清流のほとりに、三好飯店がありました。味覚・サービス・清潔の3つがご自慢つまり三つの好(ハオ)であり、この店の名前となっています。

 私たち(三好耳鼻咽喉科クリニック)を待っていたかのようなお店の名前に、ついつい記念撮影をしてしまいました。

 昼食のメニューは、お馴染みの青梗菜の炒め物や豚肉とニラの炒め物、豆腐と青梗菜のスープなどと共に、工藤技師が日本から持ってきたお漬物が円卓に彩りを添えました。

 それにしても、田舎の食堂に並ぶ食事はすべて、どうしてこんなにも美味しいのでしょうか。



三好耳鼻咽喉科チベット支店(?)
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9月24日(木) 夕食~ラサ市内の砂鍋料理店~

  シガツェからラサに戻った一行は、砂鍋という日本で言う土鍋のお店で夕食をとりました。

 この料理の食べ方は、まず臭みのない魚を香味野菜の入ったウコッケイのスープで煮込みます。その魚を食べた後、次に臭みのある魚(タンパクだが旨みのある)を鍋に入れ、煮立ったら食します。



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 十分に魚のダシがとれたスープに、椎茸・白菜・豆腐・山芋などの野菜を煮込み、最後に麺を入れて骨の髄まで味わいます。

 この料理は、砂鍋を使用しないとうまく味が出ない料理で、そのコクと深い味わいに根強いファンが数多くいるそうです。

秘書課 青柳 健太

 次号は、ラサから四川へと移ります。

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No.180
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