3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
“耳の聞こえ”について雑誌社の取材がありました。

耳の老化は防げる!?
 

 2010年1月22日(金)、耳の聞こえについて雑誌社の取材があり「からだにいいこと―祥伝社―」より紹介されました。
 ここでは、老人性難聴による聴力の悪化についての取材内容を、紙面にて再現致しました。

 


「からだにいいこと」祥伝社 刊
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音を聞くための細胞の老化

宇野 三好先生、今日は宜しくお願いします。
三好 宜しくお願いします。
宇野 よく「おばあちゃんたら大声で呼びかけても聞こえないのに、『もう、耳が遠いんだから』って言ったひとり事は聞こえるのよね」という話を聞きますが、このように、同じ人間が聞こえる時と聞こえない時があるというのは、なぜなのでしょうか?
三好 耳の中の内耳にある蝸牛には、有毛細胞というまつげのような形の神経細胞が並んでいます。それは、低い音を感じる細胞が奥で、高い音を感じる細胞が手前にあるんですが、手前から先に摩耗していくため、女性の高い声などは感知しづらく、ボソッとつぶやいた声は聞こえたりするんですよ。
宇野 有毛細胞はどうして摩耗するのでしょうか?
三好 耳も体の中の部品ですから、加齢とともに摩耗したり、減少していくわけです。それで聞こえにくくなっていくことを老人性難聴、あるいは加齢性難聴といいます。
宇野 何歳ぐらいから注意したほうがいいですか?
三好 人それぞれですが、だいたい耳の老化は40歳ぐらいから始まります。
宇野 予防法はありますか?
三好 有毛細胞を働かせすぎないようにすれば、老化を遅らせることができます。大きい音を聞き続けると、消耗が早まったり、神経にダメージを与えることになりますから、工事現場やコンサート会場などで働いている方は、耳栓などを上手に活用するといいでしょう。また、体調の悪い時に、突然大きな音を聞くと、一気に老化が進みます。ですから、常に体を健康に保つように心がけることも重要なんですよ。

インタビュアー・宇野 美貴子
(『からだにいいこと』 編集部)


関連リンク: 用語集 難聴

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No.186
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