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2010中国・チベット調査レポート(3)

食い倒れるだけじゃ飽き足らず、自ら美食を追及する高橋ナース
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看護課 高橋 美江

峠の食堂

 9月22日(水)~23日(木)は林芝(リンチー)で過ごしました。

 22日、ラサから林芝まではバスで1日がかりで、途中5,000mの峠を越えての大移動となりました。

 この日の昼食は、5,000mの峠を通過しほっとしたところで、山間の開けた場所に立ち並ぶ飲食店のひとつでとることになりました。

大人気だった日本の漬物
大人気だった日本の漬物
トマトと野菜炒め
トマトと野菜炒め
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 まずお店に許可をとって、日本から持って行ったきゅうり、高菜、茄子の漬物を前菜として頂いたのですが、1週間ぶりの懐かしい日本の味にとても感動したのを覚えています。この漬物は先生方にも大人気でした。こんなに漬物に懐かしさを感じたのは初めてです。

ヤクと一緒に写真を撮りました
ヤクと一緒に写真を撮りました
草をはむかわいい子豚
草をはむかわいい子豚
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 おなじみのチンジャオロースやトマトと卵の炒め物等が運ばれてきます。トマトと卵の炒め物は日本人の口に合う味付けとして、ガイドブックにも載っている料理です。

 お店を後にする際、お店の入り口で干しあんずを購入し、バスでの移動中にみんなで食べました。甘いものを食べると気分が落ち着きます。

 林芝が近づいてくると、野原や道端などいたるところにヤクや豚、ヤギなどの家畜が見受けられるようになります。ヤクとはなどに比べると小さめの毛の長い牛のことです。

 ヤクにとても近付けたのが嬉しかったのですが、写真で見るとやけに引け腰になっていたようです。

 ガソリンスタンドの芝生にも豚がいて、何かを一生懸命食べていました。ちなみにこの家畜達が道路の真ん中にいる場合、車が近付いても絶対に避けません。そのため車が群の合間をぬって走る状態でした。

 その後林芝のホテルに到着し、夕食はホテルでとることになりました。

 ヤクの肉を豆腐と一緒にすき焼きのように調理したものがおいしかったです。初めて食べるヤク肉の味は、日本で食べる牛肉の味をもっと濃くしたような味でした。

 この日はちょうど満月でした。少し雲はありましたが、雲の合間から見える中秋の満月はとてもきれいでした。

 中国では中秋に月餅(げっぺい)を食べます。月餅とは、中にくるみやナッツが入った饅頭のことです。満月は中国のどこにいても見えるので、大切な人を想いながら月餅を食べるのだそうです。とてもステキなお話です。

 夕食時にも数種類の月餅が並び、いろいろな味を楽しむことができました。

 デザートはメロンです。日本で食べるものより固めであっさりした味です。中華料理は油で炒めたものや辛い味付けが多いので、最後にさっぱりしたメロンやスイカが好まれるのでしょうか。

 林芝ではビニールハウスがたくさんありました。私たちが食べたスイカやメロンも、このビニールハウスで栽培されたものだったかもしれません。

ヤク肉のすき焼き
ヤク肉のすき焼き
  月餅
月餅
瑞々しいメロンとスイカ
瑞々しいメロンとスイカ
  水田の奥、山の手前にあるのは全てビニールハウスです
水田の奥、山の手前にあるのは
全てビニールハウスです
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豚の丸焼き作りを体験

林芝豚
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 そして林芝の名物に林芝豚(右)があります。
23日の夕食では林芝豚の丸焼きを食べることができました。
特別に厨房で調理の様子を見学させてもらい、豚を焼くための棒を回させてもらいました。

 直火で焼きあがるまでじっくりと手作業で焼いていくので、林芝豚の丸焼きを食べたい時は事前に予約が必要です。

 調理は2人がかりで行います。1人が棒を回し、もう一人がタレを塗っていく方法です。調理人さんのお話によると、500年続く伝統的な調理方法なのだそうです。

 焼きあがった豚を、その姿のままテーブルまで持ってきてくれました。皮はパリパリに焼きあがっていて、中の肉はとてもジューシーでした。唐辛子がふりかけてあり、用意された手袋をつけて手づかみで食べます。

 私にとっては結構辛い味付けだったのですが、調理の際にあらかじめ辛さを控えめにしてもらうようお願いしてあったようです。現地の方々はもっと辛いものを食べているのかと思うとびっくりしました。豚の全ての部位を料理に使うそうです。

焼きあがった豚の姿のまま、
細切れの食べやすい状態になって
焼きあがった豚の姿のまま、
テーブルまで持ってきてくれました
細切れの食べやすい状態になって
出てきた林芝豚
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 豚以外でもピーマンの丸焼きがおいしかったです。ピーマンが日本で食べるものより肉厚であるように感じました。

 チベット名物バター茶も頂きました。これはバターをそのまま飲み物にしたような味と香りがします。苦手な人は苦手らしいですが、私は割とごくごく飲めました。

内臓を使った豚のスープ
内臓を使った豚のスープ
  ピーマンの丸焼き
ピーマンの丸焼き
並々と注がれたバター茶

 

うつむく参加者

並々と注がれたバター茶と、うつむく参加者
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民族音楽にあわせて踊るチベットのダンス
民族音楽にあわせて踊る
チベットのダンス
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食後のダンスタイム

 食事がひと段落した際、店員さんが曲に合わせてチベットのダンスを披露してくれました。店員さんから一緒に踊りましょうとお誘いがあり、みんなで輪になって踊りました。店員さんの衣装がかわいかったです。

 林芝は標高3,000mの場所にあります。高地の環境に大分慣れてはいましたが、高地のせいか普段からの運動不足のためか、ダンスを踊り終わった後は息切れと動悸がありました。ですがチベットの踊りを踊ることができて、とても楽しい思い出になりました。
(つづく) 

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関連リンク: 用語集 索引:アレルギー調査
関連リンク: 用語集 索引:チベット

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No.194
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