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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

2012年衆議院選挙お手伝い奮闘記

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選挙は戦場のごとく

総務課 青柳 健太

投票日の秋葉事務所 投票日の秋葉事務所

 昨年の2012年11月16日(金)、民主党の野田佳彦首相(当時)の鶴の一声により、年内の内に衆議院が解散。突然の総選挙という事態に、関係者は色めき立ちました。

 今回、青柳は、院長が後援会長を勤める、秋葉賢也事務所にお手伝いに行きました。

 宮城県は、6つの選挙区から成り、秋葉さんは宮城第2選挙区から出馬しました。立候補者6名が1議席を争う全国屈指の激戦区です。普段、体験することのない様々な出来事。知っているようで知らなかった選挙の事などを、ご紹介したいと思います。

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選挙戦-公示日- 証紙貼り作戦

 まず、選挙戦のスタートとなる12月4日の公示日(天皇陛下が内閣の助言と承認をもとに指定します)には、「証紙貼り」という作業を行ないます。証紙とは選挙期間中、候補者の顔が載っているポスターやビラを、使用して良いという認可の印です。(種類は、左記の3種類)。

 数十人のボランティアが、狭い選挙事務所にすし詰め状態になり、ひたすらペタペタペタ・・・・・・。効率よくやれば、1時間に1,000枚位の証紙を貼る事が出来ます。

 これらのポスターなどは、証紙を貼らないと配布や屋外掲示が出来ないため、いかに早く証紙を貼り終え、所定の場所に掲示できるかが勝負です。

 しかし、本番に混乱はつきもの。現場では、2種類の証紙が届けられると思い込んでおり、間違って(2)のビラに(3)の証紙を貼り付けてしまったそうです。気づいたときには、貼り付け終わったビラが数千枚山積みになっていました(あとから、貼り直しをしました)。

電話掛け作戦

 選挙中、自宅の電話に「○○選挙事務所です」という電話が、かかってきた方もいらっしゃると思います。これは、公示日から投開票日まで期間を通して行なう「電話掛け」という作業です。

 候補者は、基本的には街頭演説車(通称:街宣車)に乗って、選挙区内を挨拶して回ります。しかし、低速で走行しているとはいえ、車上のスピーカーから発する声は、住宅地などでは壁などに阻まれ、意外に聞こえる範囲は狭くなってしまい、本人が来たと認知されない事も多々あります。そこで、電話によるご挨拶や個人演説会のご案内を行ないます。

 作業は主に、ボランティアを中心に行なっていますので、政治に深い理解がある方ばかりではありません。なので、候補者本人に対する不満、政治に対する不信感を表される方などから厳しいお声を頂くと、精神的にひどく消耗します。

 ある人は、電話掛けを経験すると、自宅にどんな電話が掛かってきても、優しく応対しよう‥‥‥と思うようになった、と言っていました。

 個人的な感想ですが、もっとインターネット(フェイスブックやツイッター)を活用できれば、多くの方に情報発信が出来るのではないかと思いました。

選挙戦-中盤-

 序盤の慌しさに比べると、いくぶんか落ち着いてきます。それでも、党から配られる数万冊の「選挙公約」の配布や、各区で毎日行なう個人演説会の設営や撤収など、実働部隊の仕事は尽きることがありません。

 私も、電話の統括から選挙事務所2階の責任者? や、設営部隊の手伝いに行ったりなど、何足かのワラジを履いているような状態になりました。気づけば、3週間ぶっつづけで、日が変わる時間に帰宅していました。

 まさに、休み無しの「戦場」のような状況でした。

選挙戦-終盤-

 候補者も支援者も、全ての人が体力の限界を迎える時期です。実際、この頃になると、自分が疲れているのか判らなくなってきます。

 投開票の行なわれる12月16日は、マスコミと支援者が入り混じって、テレビの選挙速報に見入っていました。実は、民間の放送局には、ある程度の当選確実情報が流れて来てはいるのですが、万が一ということもありますので、NHKの当確が出るまでひたすら待ちます。

 当確が出たのは10時手前でした。突然、事務所内に歓声が沸き起こり、皆立ち上がって拍手をしていました。
 長かった戦いに、ようやく安心を得られた瞬間でした。

 秋葉議員、本当におめでとうございました。

バンザイ三唱 バンザイ三唱
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最後に

 日常では味わえない非日常。日頃、一緒に仕事をすることのない人達と共有する時間。1週間で体重が3kg落ちた運動量。どれも、素晴らしい経験になりました。
 それでも、今しばらくは、選挙のないことを願ってやみません。

戦い終って 戦い終って
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