3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

2012年中国アレルギー調査~雲南の旅~旅レポ3

看護課 浅野 佳代

#

看護課 浅野 佳代 看護課 浅野 佳代

 9月16日(金)の朝も、軽い頭痛で目覚めました。なるべく寒くないように着込んで10時にホテルを出発しました。今日は標高4500mちかくある#を目指します。ロープウェイで山頂付近までいくことが出来ます。山頂からは梅里雪山や玉龍雪山など周囲の雪山を見渡すことが出来るとのことです。

 しかし、今日の天気も雨が降り出しそうなどんよりとした曇りです。標高6000mを越える雪山の眺望は期待出来そうにありません。

 チベット仏教の聖地といわれる梅里雪山。そう簡単には姿を拝むことは出来ないということでしょうか。私は梅の里の雪山という名のこの山に惹かれました。この梅里雪山はチベット自治区と雲南省にまたがり、標高6740m。主峰はチベット語で白い雪山を意味する「カワクボ」と呼ばれています。チベット仏教の4大神山の一つとして信仰の対象になっています。晴天の多い冬には、チベット族の人が2週間ほどかけて、梅里雪山を一周する巡礼の旅が行なわれます。聖地であるためチベット族の人には、足を踏みいれることはタブーとされている山です。

 一方で、世界の登山者にとっても特別な存在で未だに登頂者を出していない未踏峰の山でもあります。1991年1月、日中合同登山隊が梅里雪山に登ろうとしてベースキャンプで雪崩に遭うという遭難事故が起こっています(遭難者の遺体は氷河に飲み込まれ、その後、何年もかけて麓の村近くの明永氷河から発見されています)。

 ガイドのラムさんもこの山の美しさをしきりに紹介していました。冬になると写真を撮るため山の見える場所で何日も滞在する人がいるということです。

 まず、#にいくために、レンタル店で暖かい防寒着(これほんとうに暖かかった!)を借り、私は酸素缶を購入しました(60元・約750円。一昨年チベットでは30元でした)。

 最初に、第一ロープウェイで標高3500m付近まで登ります

山頂近くまで登るロープウェイ 山頂近くまで登るロープウェイ
ロープウェイの中で レンタル防寒着の森秘書 ロープウェイの中で レンタル防寒着の森秘書
第1ロープウェイ駅から頂上を望む 第1ロープウェイ駅から頂上を望む
#
お世話になった酸素缶 お世話になった酸素缶

 第二ロープウェイに乗り換え少しずつ高度が上がっていきます。私は、時々、酸素を吸いながらついていきますが、結構みなさん平気そうでした。
 酸素の使い方のコツは、まず動きだす前に使うこと。次に思いっきり息を吐いた後シューッとやってゆっくり吸いこむ!
 私が体験したところ、このやり方が一番効果的でした。酸素があるのとないのとでは、かなり違います。みなさん無理せず使いましょうね(こんな所めったに来ないでしょうけど)。

#
山頂への遊歩道 山頂への遊歩道

 山頂につくと、そこは霧に覆われ突風の吹く、麓とは違った別の世界でした。つかまっていないと風に飛ばされそうでした。
 標高約4700m、気圧は597ヘクトパスカルです。
 遊歩道を歩き山頂に向かい写真を撮って早々に退散。山の怖さを垣間見た感じです

#
標高4500mの山頂 標高4500mの山頂
霧で視界が悪い山頂 霧で視界が悪い山頂
ロープウェイ乗り場のマニ車 マニ車には経文がはいっており、時計回りに1回まわすと経文を1回唱えたことになる ロープウェイ乗り場のマニ車
マニ車には経文がはいっており、時計回りに1回まわすと経文を1回唱えたことになる
#
#

 第一ロープウェイの駅周辺は牧草地となっていてそこで、少し休憩をとり、#をあとにしました。
 街に戻り、昼食はシャングリラの特産物である松茸の鍋料理です。

松茸入りキノコ鍋
松茸入りキノコ鍋
松茸入りキノコ鍋
#

 昼食後、バスには生の松茸が積んであり、(運転手さんの自宅用のようでした)バスの中が、松茸の匂いで充満していました。こうなると松茸のありがたさがわからなくなってきます。なんで日本ではあんなに高いのだろう・・・・・・

 シャングリラでは、1日に、7~8tもの松茸が収穫されるということです。私たちのバスの運転手さんは松茸の商売もやっていて、儲けているそうです。
 商売の相手は日本や韓国。日本人は信頼できるので、料金後払いでも商品を引き渡すが、韓国人には代金と引き換えでないと商品は渡さないと、昼食の時話してくれました。少し、誇らしい気分になりました。松茸の入ったきのこの火鍋はあっさりした味で、食欲のなくなった私にはありがたい味でした。又、ぐつぐつ煮たっている割に熱くなく猫舌の私に、ちょうどよい温度です。気圧が低いため沸点も低いのでしょう。

#
バスに積んであった松茸の山 バスに積んであった松茸の山
バスに積んであった松茸の山 バスに積んであった松茸の山
飛行機の雑誌の記事 松茸日本人崇拝的美食と記されている。記事の内容は不明 飛行機の雑誌の記事
松茸日本人崇拝的美食と記されている。記事の内容は不明
#

 昼食後はシャングリラの街の散策です。
 街の中心 大亀山公園とその周囲を歩きました
 だいぶ空気の薄さにも慣れ、苦しくなることなく普通に歩けました。大亀山公園には巨大マニ車があり、遠くから眺めていると時々回っています。実際マニ車へ行ってみると、とても大きく、重くて一人では回せません。周囲の人と協力しみんなで回さないとだめなのです。
 物事を進めるためには、人と人が協力し、力を合わせなければなりませんと言われているようでした。
 無事、4700mを登り、データ測定も終了。この日は、安心して眠れました

#
大亀山公園と巨大マニ車
大亀山公園と巨大マニ車
大亀山公園と巨大マニ車
#
街で見られる魔除けの頭の骨 街で見られる魔除けの頭の骨
タルチョ タルチョ
#

2012年アレルギー調査 旅レポ(2)   2012年アレルギー調査 旅レポ(4)