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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

2012年中国アレルギー調査~雲南省の旅~旅レポ5

看護課 浅野 佳代

南国シーサパンナ

 9月18日(日)、シーサパンナという中国らしくない地名は「12の千の田」を意味するタイ語「シップソーンバンナー」が由来になっています。現在、中国語の西双版納という字をあてて、シーサパンナと呼ばれています。

 タイ族と漢族が30%ずつ、あとは10以上におよぶ少数民族で構成されています。ラオス・ミャンマーと966㎞に及ぶ国境線を接しており、州府は景洪市。景洪市の市街地は瀾滄江(メコン川の上流域)の西側に広がっています。私たちが滞在したホテルもメコン川沿いにあり、上流域とはいえ茶色の水の流れるさまは、中国というより、東南アジアの風景そのものでした。

 この一帯は、熱帯雨林気候に属しヤシの木などの熱帯の植物が多くみられます。もともとこの地には、シップソーンパンナーと呼ばれるタイ族の王国があったそうです。モンゴル帝国や中国の明、ビルマなどに属してきましたが、1956年中国人民政府の社会改造により、国家は解体され、45代にわたって続いた王国は滅亡したそうです。

 昨日までとはまるで違う環境。暑さ対策に帽子とスポーツドリンクの粉(市販のミネラルウォーターに入れ使っています)を準備し、最初に訪れたのは中国科学院シーサパンナ熱帯植物園です。今日は程先生も一緒です。

 市街地を出ると、道路沿いはゴムの木が植えてある山が続きます。シーサパンナの95%は山で5%が盆地になっているそうです。山の斜面には、ゴムの木が植林されています。盆地には水田がみられ、他にお茶やバナナの木などが栽培されているということです。熱帯植物園には熱帯地方のさまざまな植物が植えてありました

看護課 浅野 佳代 看護課 浅野 佳代
西双版納(シーサパンナ) 西双版納 (シーサパンナ)
中国語のほか、タイ族語の表記もある標識 中国語のほか、タイ族語の表記もある標識
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シーサパンナの道路沿い シーサパンナの道路沿い
熱帯の花
熱帯の花
熱帯の花
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 タイ族は母系家族で、お婿さんをもらうそうです。お婿さんはこのヤシに登りきらないと認めてもらえず、3年間は一生懸命働かなければなりません。しかし、その後は遊んで暮らしてよいそうです。結局、女性が働くとのことです。

 昼食後、午後はタイ族園にいきました。タイ族の村を見学できるようにした所でテーマパークのようでした。村を見学した後、タイ族の水かけ祭りを見物しました。
水かけ祭りはインドから始まった、婆羅門教の宗教行事です。12世紀末から14世紀初期にかけて仏教に受け入れられ、ミャンマーから雲南のタイ族に伝わりました。水かけ祭りはタイ歴のお正月(4月)に行われるタイ族の重要な祝日です。毎年、4月中旬に3~4日かけ行われます。

 大晦日にあたる日に、人々は家を掃除し体を清め御馳走を作り年越しの準備をします。女性たちは、井戸から水を汲んできて寺院の内外をきれいに掃除します。仏像を清めるために使う水で自分の身を清めれば厄災を免れるということです。水かけ祭りはみんな盛装し水を担ぎ、寺院にある仏像に水をかけます。女たちは花の漂う水で仏を洗い、お互いに水をかけてお祈りします。最初は手と茶碗で、後はたらいやバケツで水をかけあい、かけながら歌い盛り上がっていくそうです。そしていろいろな伝統的な行事や歌舞パーティーが行われます。私は、暑い地域だから涼むためにやるのかと思っていましたが、違っていたようです

ほかの木を枯らしてしまうガジュマルの木 ほかの木を枯らしてしまうガジュマルの木
お婿さんが、家族入りするのに試されるヤシの木 お婿さんが、家族入りするのに試されるヤシの木
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噴水の周りを囲み、水をかけあって祭りの様子を再現しています 噴水の周りを囲み、水をかけあって祭りの様子を再現しています
びしょぬれになります びしょぬれになります
それでも、遠慮なく水をかけあいます それでも、遠慮なく水をかけあいます
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タイ族の寺院。中国やチベットの寺院とは雰囲気がちがいますね タイ族の寺院。中国やチベットの寺院とは雰囲気がちがいますね

 他にも、高床式の住居や糸紡ぎ、はたおりを見ることができました。村の中に寺院もあり、それは、やはり東南アジア風でした

 タイ族園を後に、ホテルに戻りました。その途中、工事中の悪路がありましたが、バスの女性ドライバーは、それをものともせずに運転していました。

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原始の森を探索

 9月19日(月)、この日に行ったのは原始森林公園です。原生林のなかの遊歩道を歩き、先生方は、暑い暑いといいながら、童心にかえったように遊んでいたように見えました

うっそうとした森 うっそうとした森
大蛇と記念撮影する愛知医大の稲川先生 大蛇と記念撮影する愛知医大の稲川先生
アイニ族の女性と踊る院長 アイニ族の女性と踊る院長
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 大蛇にからまれたり、ロープにつり下がりながら川を渡ったり、踊ったり。日本からの心配のメール(反日デモの報道が過熱していたようです)にいたずらで、意地悪な返信をしてみたり・・・・・・。ここではアイニ族の村が再現され住居や民族舞踊が紹介されていました。

 昼食の後に、クジャクの飛行ショーをみました。クジャクの飛行ショーは100羽以上のクジャクが池をこえ、観客の前に飛んで餌をもらい、また池を越えて帰っていくというもので、たくさんのクジャクを見たのも、飛ぶクジャクを見たのも初めてでした。あまり数が多いと変な感じです。ちょっと滑稽でした。

 そして、夕方はマッサージです。タイ式マッサージと中国式マッサージに分かれ、そろそろ溜まってきた旅の疲れをとりました

ちょっと怪しい稲川先生のタイ式マッサージ ちょっと怪しい稲川先生のタイ式マッサージ
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