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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

井崗山のスギと毛沢東~アレルギー調査レポ5~

 今年も花粉症シーズンを目前に控え、院長による2006年の学会発表を再掲載します。

●予稿集より(あらすじです)

(図0)

 演者らはこれまで、この四半世紀アレルギー性鼻炎増加の原因と空想されていた大気汚染仮説が、実はなんら裏付けのない仮設にすぎないことを指摘してきました。ここでは大気汚染仮説の成立過程とその理論的根拠、それに対する我々の批判について報告します。

○大気汚染仮説

  1. 小泉一弘氏ら東大物療内科のグループは、日光における通行車両数の増加に伴って同地域のスギ花粉症の頻度の高いことから、ディーゼル排出物質(DEP)にはアレルギー反応を増強する作用があると報告しました。基礎実験の裏付けとして彼らは、マウスの腹腔内へのスギ花粉成分単独の注入よりも、DEPとの混入のほうがIgE産出量の多いことを挙げました。
  2. 兼子順男氏ら慈恵医科大学耳鼻科のグループは、大気汚染地区と目される東京都内と、非汚染地区と推定される岩手県内の被験者にアレルギー学的調査を行い、前者のアレルギーの頻度が後者より高いことから、大気汚染地区ではアレルギーの頻度が有意に高い、としました。
  3. ただし、世界的に見てもこれら大気汚染仮説を支持する論文は見当たりません。

○われわれの調査結果

 北海道白老町における演者らの調査結果では、大気汚染地区と非汚染地区との間に、アレルギーの頻度の相違は観察されませんでした。

○考 察

  1. 小泉氏の論文は(a)厳密には通行車両増加に伴う地面落下後の再飛散花粉暴露回数増加と花粉症の相関であり、DEPとの関連は想像に過ぎず、(b)マウス実験は炭素であるDEPが花粉成分を吸着したまま、長期にわたって腹腔内に残存し、結果的に花粉暴露の長期化をもたらしているせいに過ぎません。
  2.  兼子氏の論文は、実際にスギ花粉に関して調査を実施しておらず、データを捏造した可能性が高いことが考えられます。
  3. 2004年3月、国立環境研究所は環境省委託事業として2003年の動物実験の結果を公表。DEPにより「アレルギー反応が増悪する可能性が示唆された」と表現、DEPとアレルギーとの相関は想像であることを報告しました。
  4. 現実に厳しいディーゼル排気規制を実行した東京都では、スギ花粉症の減少は確認されなかった。ディーゼル排気規制の、花粉症に対する絶大な効果は疑問符付き、と言わざるを得ません。

●発表内容

○はじめに

 1980年頃から大気汚染のアレルギー性鼻炎に及ぼす影響についての説が提唱されています。車社会による大気汚染が花粉症増加の原因という内容ですが、それが実はなんら裏付けのない仮説に過ぎないのではないかとの疑問を抱き、北海道白老町で大気汚染地区と非汚染地区にて疫学調査を施行しました。

○対 象

(図1) (図1)

 対象となる被験者ですが、1989年~1991年の3年間にわたる健診で、北海道白老町の児童生徒2677例中、図1の森野小・中学校在校生を除く2615例についてアレルギーを調べました(下記参照)。
 小学1年生・4年生・中学1年生全員を対象に3年間連続で、自覚症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)についてのアンケートとスクラッチテスト(HD・ダニ・スギ)を実施しました。
 なお、この2677例は、調査当日の欠席者とその後の異動者を省いた、1991年度における白老町の児童生徒全員である。

○方 法

・調査前日に自覚症状に関するアンケートを実施。
・調査当日、鼻鏡検査とスクラッチテストを施行。
・調査実施期間は、1989年7月6日~8日、1990年5月31日~6月2日、1991年6月27日~29日です。

○場 所

 白老町は苫小牧と登別の間に位置する町で、2008年洞爺湖サミットが開催された洞爺湖も近くにあります(図2)。江戸時代に演者のご先祖である三好監物が蝦夷地警備の責任者として赴いたご縁で、毎年健診に伺っています。
 対象となった国道36号線沿いに並ぶ小中学校10校を、

  1. 旧・大昭和製紙工場のある大気汚染地区と(図3)、
  2. それ以外の大気のきれいな非汚染地区とに分類しました。

(図2) (図2)

(図3) (図3)

 2677例の内、全町内から児童が通学する森野小中学校は大気汚染を調べる上で不向きであり、その62例は省く2615例を対象としました(図4・5)。

(図4) (図4)

(図5) (図5)

○結 果

(図6) (図6)

 調査結果よりこれらの地域のスクラッチテスト(HD・ダニ・スギ3種のうち1種類以上で陽性例)の結果は、まったく同程度であることがわかりました。また、自覚症状や鼻粘膜所見なども加えて判断されたアレルギー性鼻炎との診断例も、頻度に差はみられませんでした。つまり、この調査からは大気汚染のスギ花粉症などのアレルギー性鼻炎へは影響は乏しいと言うことができます(図6)。

○考 察

 大気汚染がスギ花粉症増加の原因であると論じた説は2つありますが、原点となっているのは、第一に小泉一弘氏ら東大物療内科のグループの論です。

従来説(1)

A: 日光いろは坂の車両の通行量の増加に伴いスギ花粉症の増加していること
B: スギ林の中よりも道路沿いの住民に花粉症の頻度が高いこと

(図7) (図7)

 小泉氏らは以上から、日光を多数通行しているディーゼル車の排出物質(DEP)がアレルギー反応を増強する一番の原因であると推測しました。
 その際の動物実験でマウスの腹腔内へスギ花粉成分を注入する場合、花粉成分だけのときよりもDEPを混合し注入した方がIgE産生量が多いことを挙げました。この推論が、大気汚染によるスギ花粉症増加説の原点となっています(図7)。

従来説(2)

(図8) (図8)

 もうひとつは、兼子順男氏ら慈恵医科大学耳鼻科のグループによるもので、1979年と1980年に発表した論文が大気汚染地区(東京都内)と、非汚染地区(岩手県内)の被験者にアレルギー調査を行い、大気汚染地区ではアレルギー頻度が有意に高いとしたものです(図8)。
 しかし、よく見るとこの論文には不可解な箇所があることがわかります。
 そもそも、日本でスギ花粉症が激増したのはなぜでしょう?
 戦後復興の為に建築材として山山の木が伐採されました。その結果、日本全国がハゲ山だらけになり、治山治水が問題になりました。
 その対策として1950年代に一斉にスギ・ヒノキが植林され、日本中がスギ・ヒノキだらけになり、そのほとんどが樹齢30年になり花粉を飛散させた為、1980年前後に全国的にスギ花粉が飛ぶようになったのです。
 このことは、1979年に日本で初めてスギ花粉症が国民病となった事実と見事に一致します。原因物質(スギ花粉)の激増がスギ花粉症増加の背景であると判断せざるを得ません(図9)。
 この検証から、大気汚染によるスギ花粉症増加説には疑問点があることを、演者はまず2003年5月23日学会で発表しました。通行量の増加による再飛散の影響を考慮していない点は当然として、慈恵医科大学による論文はデータを捏造した疑いさえあります(図10)。

(図9) (図9)

(図10) (図10)

 なぜなら同一のデータに基づくと考えられる1979年と1980年の論文をよく見比べると、1979年のアレルゲン調査に使用したのは「室内塵とブタクサ花粉」とありますが、1980年論文にはそれに「スギ花粉」と付け加えてあります。
 つまりもとのデータではスギ花粉について調査を実施していないのです。なぜなら、スギ花粉症が国民病といわれるようになったのは1979年(演者の医学部卒業以降)のことで、それまでは日本ではブタクサによる花粉症が一番多かったのですから。
 しかし、1979年以降はスギ花粉について論じなければ論文としての価値が全くありません。それが原因なのか兼子氏らは、1980年の論文でスギ花粉についても調査したと書き加えたかのごとく、両論文からは読み取れます。

(図11) (図11)

2003年5月23日・演者はこの発表を終えた直後に、会場の外で1979・1980年の論文の筆頭著者である兼子氏本人より声を掛けられました。
 その際「よく気がついたな、つい(スギ花粉症と)書き加えたんだよ」と、著者本人がデータの捏造を認めたのでした(図11)。
 では小泉氏の推論はどうでしょうか?
 データ(図7)が客観的に示すのは、車両通行量が多い所ではスギ花粉症も多いという事実です。舗装された道路では、落下した花粉が地面に吸収されずに表面に留まった状態です。そこを車が通れば車輪によって花粉が巻き上げられるのでスギ花粉は空中へ再飛散します。結果的に花粉が人の鼻粘膜に触れる機会が増加するために、スギ花粉症も増加するという可能性も考えられます。
 従って、それだけでディーゼル車両の排出物質(DEP)がスギ花粉症増加の原因であると結論づけている小泉氏の説は、短絡的ではないかとも思われます。
 スギ花粉などのアレルゲンが増加すると、本当にアレルギーも増加するかどうかを証明するためには、

  1. アレルゲンに接触する時間が増えればアレルギーの頻度も増加していること。
  2.  そのアレルギーの頻度の増加は、異なった被験者を対象とした調査だけでなく、DNAの関与を除外するために、同じ人間を数年にわたって継続調査したものであること。
  3. 逆にアレルゲンと接触する時間が減少すると、アレルギーの頻度も少なくなること。

(図12) (図12)

これらを証明する必要があります。
 中国・寧夏における調査で、他地区から軍隊としてそこに定住することになった被験者では、7年間でヨモギ花粉症が100倍に増えたことが報告されています(図12)。
 私たちの白老町や栗山村における小中学生に対する調査でも、さらには中国における調査でも、被験者の年齢が上昇するほどアレルギーの頻度は増加していました。つまりアレルゲンの暴露時間が長いほど、アレルギーは増加するらしいのです。
 第二の課題について私たちは、3年ごとに9年間連続して行った白老町の調査で、それを確認しています。3回とも調査を受け、しかもその間一度も医療機関を受診したことのない被験者334例を見ると、成長とともにアレルギーの頻度が明確に増加していたのです(図13~16)。

(図13) (図13)

(図14) (図14)

(図15) (図15)

(図16) (図16)

 第三の点については、私たちの共同研究者の中村晋・元大分大学教授が在学生を対象に、1年生の時点と4年生になってからのアレルギー調査で、変化を確認しています。この結果、ほとんどの被験者で1年生のときよりも4年生になってからの方が、アレルギーの頻度は高いことが判りました。ところが、それにも関わらず、冷夏の翌年でスギ花粉飛散のすごく少なかった1994年春の調査では、4年生のアレルギーの頻度が1991年の1年生時より低かったのです。アレルギーの頻度は、アレルゲンの暴露量と暴露時間の影響を受けていることが、これらから理解できます。
 話をもとに戻すと、いろは坂など日光におけるスギ花粉症の激増は、アレルゲンとしてのスギ花粉暴露量もしくは暴露時間に関係しているらしいことが、推測できる訳です。
 つまりこれまで記載したように、アレルゲンに接触するその量や時間が増加した場合には、花粉症などアレルギー性鼻炎の頻度は増える。しかしアレルゲンの量が少ないと、花粉症の発現頻度は減少する。こうした原理原則は間違いのないことが、改めて立証できたのです。
 こうして見ると、日光におけるスギ花粉症の増加も、花粉の量や接触時間に相関があり、激増した通行車両の車輪による花粉の再飛散が、それらの原因として疑われることも理解できます(図7)。

(図17) (図17)

 小泉氏らによる動物実験では、マウスの腹腔内にDEPとスギ花粉成分を一緒に注入するとアレルギー反応が強く見られるとの結果が出ています(図17)。
 ですが、注意しなければいけないのは、花粉だけを注入した場合は花粉が吸収されてしまうのに対して、吸収されない性質のDEP(=炭素:スス)とスギ花粉を一緒に注入すると炭素に吸着したスギ花粉成分も体内に長く留まる。それが原因といえます。
 この事実に関しては、演者である高橋裕一による研究もその裏付けとなっています(図17・18)。
 図19のようなスギ花粉の外壁は雨の後の空中試料によくみられますが、患者が吸入すれば症状を起こすと考えられます。
 外壁が割れた花粉からアレルゲンが飛び出して、それが大気中に浮遊している微粒子に付着して空中を舞っていることも容易に想像されます。
 そこで大気中に浮遊している粒子をサイズごとに分け捕集する装置を用い調べたところ、量は少ないものの花粉が捕集されなかった微粒子分画にもスギ花粉アレルゲンが見られました。その微粒子の正体については明らかではないですが、先に述べた外壁が割れた花粉から飛び出したアレルゲンが関係しているとも考えられます。
 さらには、大気汚染がスギ花粉症を悪化させるとの確証は得られなかったと環境省の調査でも立証されています(次項)。

(図18) (図18)

(図19) (図19)

(図20) (図20)

「日経エコロジー」2003年5月27日、「環境」を考えるより一部抜粋。

 環境省は5月26日、大気汚染と花粉症の関連性を解明する調査について、2002年度分の結果を発表した。(中略)ディーゼル排気のうち、ガス状成分よりも粒子状成分が関与している可能性が高いことがわかった。一方、5000人の小学生を対象に、スギ特異IgE抗体を測定し、スギ花粉症症状に関する質問票に答えてもらう調査も行った。その結果、スギ花粉症がスギ花粉の飛散数によって影響を受けることが明らかになったが、大気汚染がスギ花粉症を悪化させるという明確な結論は得られなかった。

 参考までに次の記事は、石原慎太郎都知事が、小渕首相にディーゼル規制を選挙公約に使用するように、進言する予定だったことを示している2000年4月の産経新聞の記事です。DEPがスギ花粉症の原因であり、ディーゼル規制によってスギ花粉症を減らそうというのは、石原都知事のアイディアだったのです(図20)。

「産経新聞」2000年4月24日「青嵐の行方」より 一部抜粋。

 昨年十一月に石原知事が決行した震災直後の台湾訪問も首相には公表前に伝えた。サミット後の衆院解散や、ディーゼル規制で東京はじめ都市から花粉症をなくす案を選挙公約にするよう四月中に建言する予定で、会談の日程調整も進んでいた。

 もう1件ご参考に。

石原慎太郎公式サイト  「宣戦布告」の記事「東京発『環境革命』」より一部抜粋。

〝 ディーゼル車の排気ガスによって現実に人が死んでいるのだ。それだけではなく、アトピーや花粉症などの「現代病」の原因の1つにも排気ガスによる大気汚染があげられている。そのような状況にも関わらず、ディーゼル車に対する規制が日本では皆無であった。〟

 そして、石原都知事により、東京都では2003年10月ディーゼル車の走行規制が実施されたのです。

石原慎太郎都知事の東京都議会平成15年第1回定例会での所信表明より一部抜粋。

〝 環境の危機は、大気汚染のように直接生命を脅かす問題から、温暖化のように地球の将来を左右する問題まで、多岐にわたっており、これまで、様々な機会を通じて警鐘を鳴らし、対策も講じてまいりました。最も身近な危険である大気汚染に対しては、これまでの取組みの到達点として、本年10月より、基準を満たさないディーゼル車への走行規制を開始いたします。〟

 結果としては世界一厳しいディーゼル規制にも関わらず、スギ花粉症は減少しませんでした。それどころか、石原都知事自身が生まれて初めてスギ花粉症を発症することになるのです。彼は自分で立てた大気汚染がスギ花粉の原因であるという説が間違いであることを身をもって証明したのです。

産経新聞(2005年5月2日)「日本よ」より一部抜粋

〝 先々月の二十一日首都三環状高速道路の最外側線、圏央道のあきる野市のインターチェンジの完成式に出席した。
 ようやく春めいて風もなく穏やかな日和だったが、飛んでいくヘリコプターから眺めると現地の辺りにうっすらと霞のごときものがたなびいて見える。
 「あれは、もうそろそろ春霞かなあ」
 といった私に現地担当の局長が、
 「いやあ、霞というより、花粉ではないでしょうかね」
 「なるほど、あれが世に言う花粉症の原因か」
 眺めなおすと辺りの山裾一面、やや褐色を帯びた、霧や霞とは違う色合いの気体の帯がたなびいている。
 「今日は風がないから、あれが都心にまで届くには時間がかかるでしょう」
 いわれながら、やがて花粉の原産地近くに舞い降りた。
 つまり我々は来る道すがら見た花粉の帯の下で行事を行った訳だが、帰宅してまもなく鼻や目という局部ではなしに体全体に何ともいえぬ違和感を覚えた。それがはっきり形をとって現れ出したのは翌日のことだが、かくして私もようやく流行に追いつき、生まれて初めて花粉症の被害者とあいなった。私だけではなしに同道していた屈強のSPまでが同じ症状となった。〟
 その直後、都知事は自身の立てた政策の失敗をうやむやにしようとしているかのように、ディーゼルについては一言も口にしなくなります。

「日耳鼻医会FAXニュース」101号 2005年5月25日より一部抜粋。

〝 ■花粉症は林野行政の失敗   首都圏サミット
 首都圏の八都県市首脳会議(首都圏サミット)が5月18日開かれ、花粉症対策について共同で取り組む方策を検討し、予防治療法推進などの対策強化を国に申し入れることで合意した。花粉症対策への取り組みは石原都知事が提案。花粉症が深刻化した背景を「林野行政の失敗」と指摘、対策の遅れを批判した。
 議論した結果、スギの伐採で花粉の発生源を除去する方策や、予防や治療の方法を情報交換し、共同施設を検討することにした。〟

 演者は石原都知事の政策に疑問をいだいておりましたが、それについて東京新聞が演者のコメントを記事にしています。

東京新聞(2005年11月20日)より一部抜粋

〝 これについて、花粉症問題に詳しい三好耳鼻咽喉科クリニック(仙台市)の三好彰院長は「大気汚染との複合説は学会の一部グループによる説にすぎず、因果関係が確定したものではない。厳しいディーゼル規制を実施して二年目の今年、石原知事が花粉症になったのが何よりの証拠だ。知事もようやく複合説の矛盾に気付いたのだろう」と話す。〟
 ディーゼル規制の言い出しっぺの石原都知事自身が、この政策の結果生まれて初めてスギ花粉症になってしまい、我が身をもって、ディーゼル悪者説の誤謬を証明してしまいました。

○まとめ

 このように、大気汚染によるスギ花粉症などアレルギー性鼻炎増加説は、調査や報告の結果の信頼性に欠けており、さらには東京都での規制実施の結果から、きわめて根拠の乏しいものと言わざるを得ません。

最後に(編集部より)

 世間一般で「医学の常識」として信じ込まれているものの中には、先入観による誤解が紛れ込んでるということが少なくありません。
 けれども花粉症のメカニズムについては「原因であるスギ花粉が増える。結果として花粉症が増える」という極めてシンプルな法則でしかありません。
 このように院長は一切の妥協を許さずに研究に取り組み、その成果を積み重ねています。
 これからも院長の学会での発表について、引き続きご報告する予定です。