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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

院内感染症対策勉強会を実施しました 総務課  青柳 健太

  第1回

日時:2016年12月1日(火)、13時30分~
演題:インフルエンザ対策
演者:倉持 彩香さま
 (株式会社
大正富山医薬品)

第2回

日時:2016年12月15日(火)、13時30分~
演題:全般的な院内感染対策
演者:杉山 忠勝さま
   (塩野義製薬 株式会社)

はじめに

年2回の実施が義務づけられている院内での感染症対策勉強会を行いました。
 主に、インフルエンザに対する手指衛生(手洗い)やうがい等による基本的な感染症予防を徹底することを確認しました。

●今年のインフルエンザの状況について(倉持さま)

 毎年冬になるとインフルエンザが流行し始めます。しかし2015年12月現在においては、まだ医療機関などにおいてはいくつかの報告例はあるものの、流行が遅れているようです。
 また、2015年からインフルエンザワクチンに改良が加えられ、3株ワクチン(A型2種類とB型1種類)から、4株ワクチン(前述に加えB型のビクトリア株に対応)になりました。
 これは、世界的に4株を原因とするインフルエンザウイルスが流行しているため、日本でも薬剤に関する法律を改正して対応する事となりました。そのため、ワクチン接種の費用が、以前よりも高くなっています。

○感染に対する予防策

図1図1

 ワクチンを接種したからと言って、基本的な予防策を講じなければ意味はありません。ワクチンはあくまで「症状緩和」をする働きはありますが、感染を完全に予防する事はできないからです。
 そのため、まずは手洗いは残留物が残りやすく細菌繁殖の温床となりやすい爪の間、指の間、手の甲といった、洗い忘れてしまう箇所を重点的に洗いましょう(図1)。
 もし、手に目立った汚れがない場合は、手洗いより噴霧する「アルコール消毒薬」を使用した方がより殺菌効果が得られます。また、こまめにうがいを行い、喉に付着した菌を排除しましょう。

●感染を拡大させない(杉山さま)

(図2) (図2)

 もし、ご自身の体調が悪化し頻繁に咳がでる場合は、周囲に感染を拡大させないためにもマスクを着用しましょう。
 インフルエンザや百日咳などのウイルスは、咳・くしゃみ・鼻水を通した飛沫感染によって人に移ります。これは、ウイルスの周囲に水分を多く含んだ膜が形成され、それが咳・くしゃみ等によって1~2m移動。人の口や鼻などから体内に侵入。気道や鼻粘膜に付着し増殖します。これが飛沫感染です(図2)。
 マスクは、他人からの感染を予防するのはもちろんですが、感染を周囲に拡大させない働きもあります。
 「病気は気」からと言いますが、病気を防ぎ、感染を広げないという気持ちが、正しい知識を学ぶ原動力となるのではないでしょうか。

○まつ毛の育毛剤

 感染対策とは話題が異なりますが、まつ毛の育毛剤「グラッシュビスタ®」の紹介がありました。
元々は緑内障治療の目薬に使われていた成分が、まつ毛がフサフサになる効果があると分かったため、研究・開発に至ったそうです。
 興味津々(身を乗り出して)で聞いている女性スタッフの様子が印象的でした。