3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

fmいずみ ラジオ3443通信 ピアス10

◆番組情報
fmいずみ797「be a live」にて 毎週火曜10:20〜10:30まで放送中‼

An.:…江澤アナウンサー、Dr.:…三好院長]

fmいずみ ラジオ3443通信 ピアス(10)目次

192 白い糸の実態はジョーク?

An.:  三好先生、女子高生最大の都市伝説、「ピアスの白い糸」について、そのすっごく科学的とさえ表現できる医学的原因に始まり、耳たぶから出ている白い糸を引っ張ると、なんと目玉が一回転し眼が見えなくなってしまう、という恐怖の言い伝えについて、実例を挙げての詳しいご説明を、長々とありがとうございました。
 江澤も当然、これら三好先生の博識と真理を追求する姿勢に、たいへん感銘を受けたワケなんですけれども・・・・・・。
Dr.:  江澤さん、ざぶとん1枚です(笑)。
An.:  リスナーの方からの反響も、「びっくりした!!」という感じのダイレクトに伝わって来るようなレターが、届いています。
Dr.:  例えば、このハガキですね?
An.:  「ラジオ3443通信いたく感激」というタイトルで、おハガキを頂きました。
Dr.:  元・朝日新聞本社の論説委員だった田辺功さんという方で、この新聞の社内では「らい予防法」の非現実性をつよくアピールするなど、医学記事の専門家として、とても有名な記者でした。
An.:  おハガキ、続きを読みます。  "「ピアスの穴の白い糸」の記事にはびっくりしました。そんな噂は聞いたこともありませんでした。ピアスなどには無縁でしたから、びっくりです。
 それにしても先生は、いろいろご存じですね。びっくりもしますし、尊敬もします。
 どうぞ健康にはご留意ください。"
 という内容で・・・・・・江澤はこの田辺さんの署名記事を、なんどか新聞で拝見したことがあります
 定年を過ぎて、今はご自分のオフィスから、何冊か健康関係の一般書を出版しておられることも聞き及んでいます。
Dr.:  こうして、マスコミの現場から正確な医学情報を発信してくださる方もおられる一方、これまでレポートしてきたような世間の異様な「伝言ゲーム」に、なんとかくさびを打ち込みたいと、教育の立場から警告を発しておられる関係者も、もちろんおられるんです。
An.:  それはとっても頼もしいですよねぇ!  江澤でさえ、三好先生の目の回りそうなお話に、一瞬現実を忘れそうになりましたから(笑)・・・・・・。
Dr.:  耳を疑ったり、目を回したり、たいへんでしたもの、ねぇ(笑)。
An.:  それで先生。教育関係者のお立場からは、どのような・・・・・・?
Dr.:  私が耳鼻咽喉科校医を務めていたある中学校では、こうやって私の収集した貴重な事例のデータをもとに、ホームルームで生徒たちと集会を持ちました。
 たまたまその中学校の養護教諭がとても熱意のある方だったのが、とても幸いしたように私は思うんですけれども。
 江澤さん。ここに中学校教員からの手紙があります。
 江澤さんの美しい声で、朗読をどうぞ!
An.:  "先日は貴重な資料をお貸し頂き、ありがとうございました。
 ホームルームの時間に生徒を集め、この問題について集会を持ちました。保健室の養護教諭の助けを借りて金属アレルギーとはどのようなものか説明致しました。
 ピアシングしていた生徒たちは、ピアストラブルに関する知識はまったく持っておらず、ブローチを付けるのと同じ感覚で耳に穴を開けておりました。見つかると怒られるからという理由で、隠れて消毒も不十分なまま、まち針で開けたという話もありました。
 PTAの懇談会で話題にしたところ、いくつかの家庭でお母さんが自分の体験をもとに、ピアシングの話をされていたようです。
 結果として、それ以降ピアスの流行はぴたりとおさまり、生徒の耳たぶのかさぶたも取れました。
 資料を、本当にありがとうございました。" 三好先生。本当に、こんなことがあるんですね!
 根も葉もない、真実からかけ離れたうわさ話に振り回されるより、真理を追求して科学的な対処を行なうことが、本当に大切なんではないでしょうか?
Dr.:  江澤さん、ねぇ・・・・・・。  これまでも、このラジオ3443では、狂信的な盲目の関係者。それはつまり、医者や患者たちを含めてのことなんですけれども。
 より良い健康な未来を建設するための、たった今現在の未完成な衛生環境から目をそらさない努力。そういう良心的な医療関係者の真心が、周辺の無知無理解な関係者によって社会的に封じられる傾向の絶無ではないこと。それを本当に良心にのみ耳を傾けてきた、禁欲的な研究者が迫害されながらもようやく真理真実に迫ることができた。
 具体的に、だれが何を、とは話題にしませんでしたが、さまざまの妨害を撥ね除けてホントのことに辿り着いた者たちがいた。
 そんなお話は、しました。
An.:  でも、センセ。
 現実にこの目の前で、本当にそのような妨害が発生し得るものでしょうか?
 江澤には、ちょっと信じがたいような気がして・・・・・・(笑)。
Dr.:  私も、できることならばそれらに話の及ぶことは、控えたかったのですが。
 このピアス・トラブルの真実も・・・・・・。
 現状調査と、どうしても関係者の思考範囲内では理解できない、奇妙な都市伝説。
 それらを解明しようとした際に、激しい反対運動を申し入れ、調査を中止させようとしたのは。
 江澤さん。このOAをお聞きのリスナーには、絶対に信じられないかもしれない、と私は懸念します(笑)。
An.:  江澤は真実を知りたい思いで胸が張り裂けそう(笑)。
 センセ、それはご冗談でしょう!?
Dr.:  それでは、ラジオ3443のリスナーの皆様にだけは、これはギャグだったということで。
 私の告白は、これは単なる冗談だったということで、コッソリ小さな声で・・・・・・申し上げます。
 私の、このナゾに満ちたピアス都市伝説の解明追求のための調査研究に猛然と抗議したのは、ピアス・トラブルの続発している女子高校の教師たちと、さらには信じられないことにそこからクレームを申し込まれた、耳鼻咽喉科開業医団体だったのです(笑)。
An.:  (笑)。それは三好先生、ホントにホントの冗談話。つまりギャグの中のギャグだと理解して宜しいのですね!?
Dr.:  ええっ!(笑)これはギャグです。だってこのOAをお聞きのリスナーの皆さんも、そんな事実が1990年代前半には起こっていたなんて、信じる方は皆無だと思いますし!
中学校におけるピアス研究発表 中学校におけるピアス研究発表


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