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2020年12月号(No.310)

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はじめに

私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
 渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
 ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
 本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

作品名「カレル橋2」

カレル橋の隣に架かっているマーネス橋からカレル橋を見た景色である。
 カレル橋は遠くからその全体を見ても優雅で趣のある橋だ。カレル橋は最初、木造の橋だったそうだ。しかし洪水で流されてしまったため12世紀に石の橋が作られた。この橋も14世紀に洪水で壊されてしまったため現在のゴシック様式の橋になったそうだ。

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