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2020年11月号(No.309)

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はじめに

私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
 渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
 ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
 本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

作品名「カレル橋1」

ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古の橋だ。全長520m、幅も10mありさすが『王の道』と言われるだけの事はある立派な橋だ。橋の両側の欄干に30体もの歴史的な聖人や英雄をモデルにした像が立ち並んでいる。その中には聖フランシスコ・サビエルの像もあり、1つ1つ見ていくと興味は尽きない。

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