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2020年10月号(No.308)

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はじめに

私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
 渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
 ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
 本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

作品名「プラハ城2」

プラハ城は丘の上にあるので、いろいろな角度から楽しむことができる。城の反対側の道を下ってヴルタヴァ川のほとりまで降りたところから仰ぎ見るプラハ城もなかなか趣がある。戦争で破壊されることなく生き延びた遺産に感動の念を抱かざるを得ない。

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