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2020年2月号(No.300)

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はじめに

2019年11月15日(金)、本誌でも何度かご紹介しました「浅草のガッツおじさん」「被災地の黒まぐろ解体ショー」でお馴染みの嵯峨完さんの出版記念パーティーが、ホテルメルパルク仙台で開催されました(図1)。

嵯峨さんは、2011年の東日本大震災の発生以降、生まれ故郷である宮城県を中心に参加無料の黒まぐろ解体ショーを実施しています。

「奇跡の居酒屋たいこ茶屋」を執筆。

普段は浅草の居酒屋「おさかな本舗たいこ茶屋」を経営する嵯峨さんが、今回執筆された「奇跡の居酒屋たいこ茶屋」には、ご自身が起業されるまでの修業時代や、高度成長期の経営絶頂期、バブル崩壊後の経営不振と母校OB会から受けた心温まる支援、その恩を返すために始めた黒まぐろ解体ショーに至る歴史を一冊にまとめられました(図2)。

艱難辛苦を味わったバブル崩壊期に何度も挫けそうになりながらも見事復活を遂げられたのは、ひとえに家族の絆であったと、本には綴られていました。

150名の参加者

会場には、嵯峨さんの友人・知人・仕事関係者150名が詰めかけ、出版記念を盛大にお祝いしました。

途中、嵯峨さん自身による黒まぐろの解体ショーや、歌謡グループ「前川清&クールファイブ」として活動中の歌手・宮本悦郎氏による歌謡ショーといった歌謡居酒屋の様な雰囲気に、参加者は終始盛り上がりを見せていました。

嵯峨さんは、今後も故郷復興の活動を続けていくと力強く宣言されていました。

もし、自分の町でも黒まぐろ解体ショーを開いてもらいたい! と言う方がいらっしゃいましたら、ぜひお声を掛けてみて下さい(図3)。

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■問い合わせ先

おさかな本舗たいこ茶屋  ℡03-3639-8670

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