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2021年8月(No.318)

深緑に映える「みちのくあじさい園」の紫陽花(一関市)

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梅雨の時期、朝露に花弁を煌めかせる紫陽花の歴史は古く、かの万葉集にも詠まれているほど文学的にも愛されてきた花でもあります。
 その学名は「水の容器」という意味のHydrangea(ハイドランジア)。
 ドイツの博物学者シーボルトが、長崎の出島滞在中に愛妻であるお滝さん(愛称おたくさ)の名前を付記しようとした逸話が有名でしょうか。残念ながら、シーボルトの発見以前に学名登録がなされていたため、紫陽花にお滝さんの名前が付けられることはありませんでした。もっともさだまさしの歌では「おたくさ花」と名付けられていますね。
 みちのくあじさい園には、400種・40,000株のあじさいが広大な杉山の中に群生しており、なかにはシーボルトが発見して以来、なんと130年ぶりに六甲山中で見つかった幻の紫陽花「七段化(しちだんか)」もありました。 

(2021年7月16日、院長撮影)

図02 

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