3443通信3443 News

2022年6月(No.327)

院長のひとりごと


 このコーナーは、私個人の自由気ままなひとりごとを呟くコーナーです。

a.【高市早苗】高市政調会長、岸田政権にクギ!
  URL:http://totalnewsjp.com/2022/04/30/takaichi-162/
    (Total News Wolrd|サイト)

b.【秋葉賢也】憲法審査会で憲法改正の必要性を訴える!
  URL:https://twitter.com/akibakenya/status/1521602680619421697
    (衆議院議員 秋葉賢也|ツイッター)

c.【秋葉賢也】韓国の海洋調査船が日本のEEZ内で活動
  URL:https://twitter.com/akibakenya/status/1531167400892125184

d.【伊勢雅臣】風評加害者が起こした風評被害
  URL:2022-05-09 「JOG-Mag No.1266 風評加害者たちの独善」.pdf
    (伊勢雅臣「国際派日本人養成講座」1266号|メルマガ)

e.【坂東忠信】総選挙から学んだ岸田政権の信用できない点
  URL:https://twitter.com/Japangard/status/1531461242879356928
    (坂東忠信@japangard|ツイッター)

f.これを作った人は素晴らしい!
  URL:https://twitter.com/TheFigen/status/1528389128727023616
    (Figen@TheFigen|ツイッター)

g.日本人が世界に誇るもの
  URL:http://www.squarehills.sakura.ne.jp/daitoua-sensou.htm
    (スクウェアヒルズ|サイト)

h.【岸田文雄】岸田禍根に日本が悲鳴! 日本国民はまるで政府のATM!?
​​​​​  URL:https://www.youtube.com/watch?v=RhnYfQ9p5LA
    (メディアが報じない保守系News/hirokumaちゃんねる|ユーチューブ)

i.コレは必聴! ほぼ真実を語っている。
    URL:https://twitter.com/MariebaraHonoka/status/1530639332226129920
    (ほのか@MariebaraHonoka|ツイッター)

j.【福山 隆】ウクライナ戦争の日本への影響~中国・ロシア・北朝鮮による「トリプル脅威」に備えよ!
「狂瀾(きょうらん)を既倒(きとう)に廻(めぐ)らす」という言葉がある。すっかり悪くなった形勢を、再び元に返すという意味だ。日本は、ロシアのウクライナ侵攻という狂瀾を千載一遇のチャンスと捉え、虎視眈々とロシア弱体化の隙を狙うべきだと思う。

 ソ連も、我が国の狂瀾に付け込んで北方領土を不法占拠した。ソ連は日本が追い詰められた大東亜戦争末期「日ソ中立条約」を一方的に破棄して参戦し、北方四島を不法占拠した。今も不法占拠は続いているうえ、約60万人とされる日本人のシベリア抑留問題も未解決のままである。

 先日、元陸将の後輩から「正に、今が、樺太及び北方四島奪還作戦の開始適時と思いませんか」というメールを頂いた。我が国が憲法9条の呪縛化になく、世界スタンダードの国家であれば、指導的立場の人々が当然心に抱く発想であるはずだ。我が国は、元陸将が指摘するようなセンス=心意気(ロシアのウクライナ侵攻を北方領土奪還の千載一遇のチャンスと捉える)を回復すべき時ではなかろうか。

 領土問題は竹島、尖閣諸島についても「好機到来すれば拳に出る」という逆転の発想が必要で、現状の岸田政権や外務省のような弱腰外交では未来永劫北方領土は帰ってこないだろう。」
(「Renaissance」Vol.11より抜粋|書籍)

k.仙台日伊協会とのつながり
 3443通信No.326『イタリア渡航記レポ』の仙台日伊協会の理事を私は務めています。
 私自身は特にイタリアとはご縁はないのですが。実は同会会長の大泉勉先生(元宮城教育大学教授)が若い頃、仙台少年少女合唱隊の副隊長で、私はこの合唱隊の2期生だったのです。合唱隊の隊長だった福井文彦先生は作曲家で、1964年東京オリンピック賛歌「この日のために」を作曲した方でした。

 合唱隊は小学生が対象でしたので、1964年には私は中学生で私自身はオリンピック本番で歌ったことはありませんでしたが。
 いずれにしても大泉会長とは63年間のお付き合いになります。その大泉先生が会長ですので、当然ながら私は会員としてお勤めを果たしているのです。
 今でもともすると私の口からは「この日のために」や当時録音した歌がふともれることが、少なくありません。

 ただ、私の今の状態ではせっかくの会のイベントに出席することは難しいのです。そこでイタリア大好きの秘書が代理で出席するのですが、大泉会長がいつまでもお元気でいらっしゃるよう、私同様、秘書も心から念じています。
 だって、会長がお元気でないと、秘書も美味しいイタリア料理の会などに参加することができませんもの……ネ!」

l.「花粉症ガイドライン」に利益相反

図03 図04

こんな記事を見つけました。
 あらゆる病気に対して、最新の治療法が開発され続けています。治療法は原則として、それに伴い日々進歩します。
 その意味では新薬の普及はもちろん好ましいことなのですが、医療機関で使用を続けていると、医療制度上、支払われる薬代が引き下げられてきます。

 そのため、どんなに良い薬でも長く使用されていると、経済的に全く採算が合わなくなり、二度と処方できなくなることがあるのです。
 そんな理由から薬品メーカーは次々に新しい薬品を開発せざるを得ず、さらにその製品が大量に使用されるように、あらゆる手段を尽くすのです。

 そう考えると薬品メーカーが権威ある医師に取り入って、新製品を一般医師のファーストチョイスに採用してもらえるよう、あらゆる手段を尽くす。その理由も判るような気がします。
 とはいえ、それが過ぎると医学的な正確さは二の次となり易いものです。
 この記事にはそのような内容が記されていました。

「異常な自己引用」招いた作成手法
「花粉症ガイドラインの作成手順の杜撰さは利益相反の管理体制だけではない。推奨文の作成においても粗雑さが目立つ。我々がガイドライン上で引用されている文献を調べたところ、16年版では47.6%、20年版では27.9%の引用文献で、ガイドライン著者が引用文献の著者に名を連ねていた。

 つまり、20年版では4本に1本以上、16年版では約半分の文献がガイドライン著者によって自己引用されたわけである。これは、診療ガイドラインとしてはあまりに高い数値である。言い換えれば、日本のアレルギー性鼻炎・花粉症治療の、実に半分程度が、20人前後のガイドライン著者の研究を元に構築されていたということになる。この異常な自己引用は他の日本の診療ガイドラインと比較することでより鮮明になる。

 例えば、日本腎臓学会が作成した慢性腎不全診療ガイドラインでは、ガイドライン著者によるガイドライン上での自己引用率は8.0%(861本中69本)であった。16年にハワイ・トリプラー陸軍病院の研究チームが報告した研究によれば、世界の耳鼻咽喉科領域における自己引用率は平均で9.5%であった。公平公正に科学的・医学的見地から過去のエビデンスを網羅的に評価し、現時点で最善の診断基準や治療方針を示す診療ガイドラインにおいて、47.6%や27.9%という異常に高い自己引用率は、倫理的な観点からも問題を孕んでいる。

 かかる異常な自己引用を招いた理由として、花粉症ガイドラインの作成方法が、そもそも国際基準に基づいていないことが挙げられる。通常診療ガイドラインはメタ解析やシステマティックレビューと呼ばれる過去のほぼ全ての研究結果を複数のデータベースで網羅的に調べ、特定の治療薬の予防効果や治療効果を科学的に評価する解析方法が用いられる。この解析方法を用いることでこれまでの研究結果を統合することができ、一つの研究結果よりも正確に薬の治療効果や副作用の頻度などの予測が可能となる。

 ところが、日本の花粉症ガイドラインは著者による手作業で研究結果の評価をしているため、自身が行なってきた研究が引用されやすくなり、推奨内容もガイドライン著者の意図的なバイアスによる影響を受けやすい。実際、日本の花粉症ガイドラインは「日本独自」の推奨を乱発していた。」


 私自身、こうしたガイドは内容が疑わしいと考え、診療に用いることは決してありませんでした。ちなみに私の花粉症の治療法は、このホームページ右上(花粉症の方へ)をクリックするとご覧頂けます。

 一般の耳鼻科医で花粉症の治療をお考えの方は、どうかこの記事を頭に入れて、治療法の選択をなさって下さい。
 もう少し、この文を引用して本稿を終わりにします。

「なお、今回調べた金額は講演謝金やコンサルタント料などの医師個人に支払われた金銭のみを計上した結果であることに留意いただきたい。つまり、製薬企業のプロモーションに関わる金銭のみが計上されており、医薬品の開発・研究に関係する研究費は一切含まれていないのである。」(『FACTA』2022年6月号より抜粋)

図05

図06

このような記事に名前が挙げられるような医師には、なりたくないものですね。

m.イギリス在住の娘がラーメンを食べに帰国?
 先日、イギリス在住の娘と久々に日本で再会しました。コロナ渦となってから気軽に往来することが難しくなったため、直接顔を見るのは本当に久しぶりです。
 その娘は日本食が大好きです。
 泉区のラーメン屋に一緒に行った時は大いに舌鼓を打ち鳴らしていました。もしかして帰国の目的はラーメンだった……?

図02

図01

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