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2022年9月(No.331)

 

水彩画と随筆34

絵・文 渡邉 建介
院長 三好 彰


はじめに
 私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
 渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
 ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
 本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

P.40 図のみ
作品名「アヴィニヨン(2)」

アヴィニヨンは前兆4.3kmの城壁に囲まれた街だ。町の中央には法王庁宮殿や市庁舎などの由緒ある建物が集まっている。城門をくぐって町の中央に向かって歩いていくと、マロニエの並木に囲まれた落ち着いた通り道が随所に見られ、ほっとした気持ちになる。

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