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2022年11月(No.333)

 

水彩画と随筆36

絵・文 渡邉 建介
院長 三好 彰


はじめに
 私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
 渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
 ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
 本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

P.42 図のみ
作品名「セーヌ河畔」

セーヌ河畔を散策した。小雨模様だったが、エッフェル塔を見ながらルーブル美術館から凱旋門まで歩いた。パリは歴史のある街だ。素敵な建物が次々に現れ、川には大小の船が行き来していた。何十年も前初めてパリに来た時迷子になりひどい目にあったのを思い出した。

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