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2023年1月 No.335


水彩画と随筆38

絵・文 渡邉 建介
院長 三好 彰


はじめに
 私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
 渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
 ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
 本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

P.46 図のみ
作品名「浅草伝法院」

浅草寺の中にあるが普段は公開されていない。花見の時にたまたま公開期間だったので初めて中に入った。伝法院は浅草寺の本坊として江戸時代に建設された。庭園は小堀遠州によって築庭され国の名勝に指定されている。樹齢300年のしだれ桜が見事に咲き乱れていた。

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