3443通信3443 News

2023年2月 No.336

 

3443世界写真展㉒
広報誌を彩る表紙特集14
~チベット寺院編~


 当院の広報誌3443通信では、2009年1月発刊号より世界のあちこちで撮影してきた絶景写真を表紙に掲載してきました。
 今回は、先月中旬に行われた無病息災や家内安全を祈願する“どんと祭”にちなんで、チベット仏教のお寺の写真をご紹介いたします。

 

マニ車を回しながら回廊をコルラするチベット族の信者たち(2010年2月号掲載)

2010年02月 No.181 マニ車を回しながら回廊をコルラするチベット族の信者たち(ラサ市・大昭寺)(2007年9月23日 院長撮影)
(2001年10月28日 院長撮影)

チベット自治区ラサ市の中心部。周辺を商店などに囲まれた一角に大昭寺(ジョカン寺)はあります。その興りは7世紀中ごろで、古代チベットの王ソンツェン・ガンポのチベット統一の後に建立されたと言われています。
 チベット仏教の信者は、全国からこの大昭寺を目指して五体投地(全身を地面になげうつお祈り)をしながら巡礼の旅に出ます。
 その大昭寺の中にある環状回廊(転経道)の壁面には、筒状のマニ車と呼ばれる仏具が設置されており、これを一周させることで内部に収められた経文を一読したことになります。

 

青空めがけて飛び立つチベット・大昭寺の鳩(2010年4月号掲載)

 2010年04月 No.183 青空めがけて飛び立つチベット・大昭寺の鳩(2007年9月23日 院長撮影)
(2007年9月23日 院長撮影)

大昭寺の内部は“壇城”と呼ばれる立体的で入り組んだ構造になっています。これはチベット仏教の理想的な宇宙観に基づいている設計だそうで、建物全体も仏教的な意味合いを持つ赤や青、白の色彩とともに眩い金色の屋根が目を引きます。そこには平和の象徴とされる鳩たちが、修行僧の様子をジッと見守っていました。

 

マニ車とおばあさん(2011年9月号掲載)

2011年09月 No.199 マニ車とおばあさん・ラサ市(2007年9月23日 院長撮影) 
(2007年9月23日 院長撮影)

ポタラ宮そばの転経道にあるマニ車。それを丁寧に拭き掃除しているおばあさんと出会いました。数え切れないほどの信者たちとの触れ合いでマニ車の表面はすり減り、何とも言えない色艶を醸し出しています。

 

汝に問う! 仏とは何ぞや!?(2016年5月号掲載)

2016年05月 No.255 汝に問う! 仏とは何ぞや!?(2015年9月19日 院長撮影)
(2015年9月19日 院長撮影)

こちらはセラ寺と呼ばれるチベット仏教4大宗派のひとつゲルク派の寺院です。ラサ市北部の山間にあり1419年に創建されました。写真は修行僧同士の禅問答の様子です。立っている僧が質問を投げかけ、座っている僧がスバリと答えます。そうして一つ一つの疑問を解き明かし、理解を深め、悟りに至っていきます。
 ちなみにこの写真は、2016年に中国総領事館(新潟)主催の芸術展『朱鷺杯』において宮城県日中友好協会賞を受賞しました。

[目次に戻る]