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2023年2月 No.336

 

水彩画と随筆39
絵・文 渡邉 建介
院長 三好 彰


はじめに
 私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
 渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
 ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
 本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

P.47 図のみ
作品名「湯河原梅園」

熱海の梅園は有名だが、湯河原のそれもなかなか趣があっていい。この梅園を訪れたのは2度目だが、今回はすべての木が満開というわけではなかったが見ごたえはあった。桜は開花してから散るまで1週間くらいと花見に適した時期が短期間だが梅は開花期間が長い。花の色もソメイヨシノと違って色々の赤、それに白と変化に富んでいる。桜の花見とは違った面白さがある。

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