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2023年12月 No.346

 

3443世界写真展㉜
悠然とたたずむ鶴ヶ城の雄姿

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(2023年2月17日 院長撮影)

会津藩の中心地、会津若松に建つ鶴ヶ城(正式名は若松城)は幕末期に起きた戊辰戦争の主戦場となった場所です。兵力・装備に勝る新政府軍に対して劣勢な会津軍は、約一カ月もの期間を鶴ヶ城に篭って戦い抜きました。
 戦国期、当地を治めていた蘆名氏によって建築されましたが、後に名将・蒲生氏郷の手によって新たに城郭が整備されて鶴ヶ城と名を改めました。
 1874年(明治7年)に石垣などを除くすべての建造物は解体されましたが、1965年に鉄筋コンクリート造の外観が再建され、若松城天守閣郷土博物館として公開されました。

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氷の張った鶴ヶ城の堀

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鶴ヶ城より会津若松南西の博士山を望む

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