3443通信 No.359
3443アーカイブス
~本誌を飾った表紙特集~
今回から3443アーカイブスコーナーでは、本通信の表紙を飾った世界のさまざまな映える景色をご紹介していきます。
また、同時期に撮影した他の写真も併せてご覧下さい。
アマゾン川から昇る輝かしい朝日
(2020年2月号に掲載)
世界最大規模の流域面積を誇る南米ブラジルのアマゾン川(図1)。
その中流域にあるマナウス市と目と鼻の先で、アマゾン川は特徴的な二色の色に染まります。
一つは、隣国コロンビアに端を発するネグロ川(黒い川という意味)、もう一つはソリモンエス川(白い川)と呼ばれる黄褐色の河川で、その二つの流れが混じり合うことで水面にはクッキリとした境目が見えるのです(図2)。
年間を通して莫大な水量が海へと流れ込んでいますが、雨季と乾季でその水量を大きく変動し、時には8~10メートルもの水位差が確認されるときもあり、流域に暮らす人々の住宅はそれに適応するように高床式住宅となっています(図3)。
世にも奇妙なツートンカラーのアマゾン川を見ようと、毎年多くの観光客がこの地を訪れます。
ナイトツアーでは、ガイドさんがピラニアやワニを釣って見せてくれるなど、ハラハラドキドキの大冒険が体験できます(図4、5)
図2
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図5