3443通信 No.363
金蛇水神社で咲き誇るフジの花

(2024年5月2日 院長撮影)
岩沼市にある金蛇水神社は、川を鎮めるための水神様をお祀りしていたいました。創始年代は不明ですが、平安時代の中頃に京都の鍛冶師・三条宗近が天皇の御佩刀(みはかし)を鍛えた場所と言われています。
しかし鳴りやまぬカエルの鳴き声に集中を欠いた宗近は、蛇のお姿をつくりカエルを泣き止ませ、無事に素晴らしい刀を鍛え上げたことから巳(へび)のお姿を献納したのが始まりとされています。
境内には、写真のような立派な藤棚のほかにもアジサイや牡丹園が人気を博しており、2025年には藤棚の増設とあらたに芍薬園が設置されるそうです。


