3443通信 No.363
水彩画と随筆66
絵・文 渡邉 建介
院長 三好 彰
はじめに
私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

作品名「タリン市街」
タリン旧市街の中心はラエコヤ広場だ。この広場の近くで昼食をすることにしてレストランを探しながら路地を散策した。歴史を感じさせる建物と石畳が続いていた独特の雰囲気だ。
建物の1階はほとんどレストランとかお土産屋だ。世界遺産に指定されているから勝手に改築はできないので家のたたずまいは中世そのものだ。お土産に可愛い刺繍の付いたテーブルクロスを買った。それからテラスの付いたレストランで昼食をとった。
院長コメント
私も、2016年にバルト三国を訪れた際、エストニアの首都タリンに立ち寄りました。
世界遺産『タリン歴史地区』では、13~18世紀頃の中世ヨーロッパの雰囲気が色濃く残された街並みを見ることが出来ます。

タリンの日の入り

タリンの夜景