3443通信 No.364
げんき倶楽部杜人 ～めまいQ＆A～
Q：「良性発作性頭位めまい症（BPPV）」の症状と治療について教えてください。
A：当院が実施している「エプリー法」によるめまい治療を体験し、アンケートに協力いただいた50代男性と80代女性の例をご紹介します。
男性は、2022年1月に初めてめまいを発症。夜、トイレに起きた時にぐるぐる回るめまいで複数回、嘔吐（おうと）し知人の紹介で当院を受診しました。エプリー法による治療で「次の日から大幅に症状が改善し治療完了後、全く症状もなく、以前と同じ生活に戻れた」と回答しています。
一方、2022年1月、転倒した際に後頭部を打って整形外科でX-P撮影し「異常所見なし」だったという女性。数日後、めまいと吐き気で仙台市内の脳外科を受診しMRI撮影しましたが、やはり「異常所見なし」。その後、寝返りのたびにめまいが生じ、当院を受診しました。エプリー法の治療で「徐々に良くなるのが分かりました」といい、その後「朝、目が覚めた時に起き上がろうとすると、少しめまいはしますが時間がたつにつれて良くなり、普通に歩けるように」なったそうです。
めまいのことで気になった方は、当院WEBサイトの「めまいの方へ」をご覧ください。
