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3443通信 No.365

 

 水彩画と随筆68

絵・文 渡邉 建介
院長 三好 彰


はじめに
 私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
 渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
 ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
 本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

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作品名「St Olaf教会」

タリン旧市街の北端にそびえている教会だ。市街の外側から見ると緑の木々に囲まれて落ち着いた雰囲気で好感のもてる教会だ。旧市街を囲む城壁の塔ともマッチしている。数世紀に渡ってタリンの街を見続けた教会でもある。

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