3443通信 No.370
めまい(BPPV)症例のご紹介52
当院では、めまいで受診した患者さんに対してめまい治療法であるエプリー法を実施しています。エプリー法の施術前後の状態についてまとめた症例をご紹介いたします。
■症例1
70代の女性です。この方は2024年11月に、起きがけに揺れるようなめまいと吐き気があり、脳神経外科に救急搬送され2日間入院となりました。診断はBPPV(良性発作性頭位めまい症)で、点滴治療を受けました。MRIもしくはCTいずれかの結果に異常は見られませんでした。
それでも症状は治まらなかったため、知人の紹介(とインターネット)により当院を受診されました。
エプリー中は特に違和感を感じることもなく、落ち着いた様子で施術を受けておられました。その後の経過も良好で、めまいの自覚症状は見られませんでした。
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■症例2
50代の女性の患者さんです。2024年12月、起床時にグルグル回るめまいがあり、特に頭の左側を下にした時に天井がグルグルと回ったと話されていました。10年以上前に東京の頭痛外来に通っていた際にMRI撮影をしたときには異常は見られなかったとのこと。
めまいについて、通っている鍼治療で相談したところ耳鼻科受診を勧めらました。
インターネットで調べたところ、当院が土曜・日曜・祝日診療をやっていることを知り、仕事に影響がないとのことで受診を決められたそうです。
エプリー法の内容を聞いて、グルグル回るめまいが再発したらと不安を抱いていたようですが、看護師の声掛けや介助もあり、徐々に緊張がほぐれたとと話されていました。
治療後は、めまいの再発もなく、日常生活に回帰できたそうです。
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■症例3
60代男性です。こちらの方は2024年10月に歩行時に車と接触する事故により救急搬送されましたが、起床時や寝る姿勢を取る瞬間にグルグル回るめまいが起きるようになりました。
搬送された病院はめまいは専門外のため鎮暈剤を処方され、ご家族が通院している当院を受診されました。
事故当初は自立歩行も困難となり、家族のサポートが不可欠な状況だったそうです。
めまい発生の機序を説明し、エプリー中も何故めまいが起きているかを随時お伝えしながら施術を行ないました。
施術後はめまいは改善され、枕の高さを通常に戻してもめまいの再発が見られなかったと、報告を受けています。
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めまいの治療には、専門の医療機関での様々な検査が必要となります。得られたデータから正しい原因を突き止め、適切な診断がなされます。
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