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3443通信 No.370

日本・モナコ親善交流事業
Well-Being 2025 in モナコに参加しました

総務課 青柳 健太

図01
図1 大国宮殿の丘から見たモナコ市街


 秋が深まる11月中旬、とある訪問団が羽田空港からヨーロッパへと飛び立ちました。
 日本とモナコの国交樹立20年を目前に控えたタイミングで、日本の伝統文化や最新医療の話題を伝えることを目的とした親善交流事業『ウェルビーイング2025インモナコ』が、地中海に面したリゾート地モナコ公国(図1)で開催されました。

 日本からは伝統文化や医療部門などの専門家約60人が参加し、2025年11月13日(木)~18日(火)の日程で現地を訪れました。
 文化部門では、当院院長の主催する異業種交流会ハートランドクラブの会員でありマリンバ奏者でもある加藤詢子先生と、その門下生たちが親善大使に推薦されました。秘書青柳の長女も加藤先生の門下生として演奏メンバーに選ばれ、初めての海外渡航をすることになりました。

 訪問日程は以下の通りです。

【1日目】11月12日(水)
 仙台・静岡のマリンバ演奏団が東京で合流し、合同練習を都内スタジオで実施。
 羽田空港直近のホテルで前泊。

【2日目】11月13日(木)
 ルフトハンザドイツ航空717便にて、フランクフルト空港経由でフランス・ニースのコート・ダ・ジュール空港へ。
 空港直近のホテルシェラトンに宿泊。

【3日目】11月14日(金)
 専用バスでニースからモナコ公国へ移動。
 音楽親善交流イベントとして、故・レーニエ3世が創設したレーニエ音楽アカデミー(図2)にて『マリンバ演奏』を披露。
 地中海に面したホテル『フェアモント・モンテカルロ』に宿泊。

図02 レーニエ音楽アカデミー
 図2 レーニエ音楽アカデミーの入口前


【4日目】11月15日(土)
 親善交流事業『ウェルビーイング2025インモナコ』をホテル内のホールで開催(図3)。文化交流として郁生流華道の実演やお抹茶が振舞われ、日本酒についてのPRや自然治癒力による神経伝達異常を治療するシナプス・セラピー・カンファレンスを開催。

図03 ホテル・フェアモント・モンテカルロのホール
 図3 各種実演やカンファレンスを開催


 その夜、モナコ公国アルベール大公の甥であるデュクリュエ氏、モナコ社会保健大臣、駐日モナコ大使、モナコ文化庁長官などの要人を交えた晩餐会が開かれ、マリンバ演奏団による演奏で会に華を添えた。

【5日目】11月16日(日)
 親善交流イベントを終えたメンバーによるモナコ観光。故・レーニエ3世の集めた世界のカーコレクションの博物館を見学(図4~6)。また、モナコ独立後に財政再建の要として建設されたカジノ・ド・モンテカルロ(図7、8)では、ハリウッド俳優のシルベスター・スタローンや、映画『007/ゴールデンアイ』の主役ジェームズ・ボンドを演じたピアース・ブロスナンなどが利用した、通常は入ることのできない超高額レートのVIPルームを特別に見学。
 その後、モナコ市街にある故・レーニエ3世と故・グレースケリー公妃が結婚式を行なった大聖堂(図9)などを巡る(図10)。

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 図4 湾に面した故・レーニエ3世のカーコレクション博物館

図05
 図5 モナコチームが初優勝したときのレーシングカー

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 図6 進化したF-1カー

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 図7 カジノ・ド・モンテカルロの外観

図08
 図8 エントランス天井にあるステンドグラス

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 図9 荘厳な大聖堂

図10
 図10 モナコ国旗がはためく大公宮殿前の路地

図11
 図11 今日は穏やかな地中海


【6日目】11月17日(月)
 モナコ公国を発ち、フランス・ニースの空港からフランクフルトを経由して、日本へ帰国(到着は翌18日。図12、13)。

図12
 図12 朝焼けのニース空港を飛ぶ鳥の群れ

図13
 図13 中央左の海上にあるのがニース空港。右端にはモナコ市街が見えます。

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