3443通信 No.372
めまい(BPPV)症例のご紹介54
当院では、めまいで受診した患者さんに対してめまい治療法であるエプリー法を実施しています。エプリー法の施術前後の状態についてまとめた症例をご紹介いたします。
■症例1
70代の女性です。20年ほど前にめまいがあり仙台市内の脳外科でMRI撮影するも異常なしと診断されました。その後も軽いめまいはあったものの様子見となっていましたが、2024年10月に、起床時に天井が流れていくようなめまいがあり、頭を動かすたびにクラっとして体ごと倒れていくような感覚があったそうです。
当院で初回のエプリー法を実施した際には、頭を仰け反らせる姿勢の際に“地球の中心まで落っこちていくような感覚”に襲われたそうですが、施術を繰り返していくと改善傾向にありました。
日常生活に支障がでるようなめまいは収まっているものの、視線を変える際などに立ち眩みのような症状が出る時があるそうです。
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■症例2
70代の女性です。2024年11月くらいから毎朝起床時にめまいが続き、起床や歩行に支障を来しました。既往歴として、2023年に直腸ガンの手術を受け、それ以降、貧血症状が出現するようになりました。
追記として、10年以上前に別の症状で受けたMRI撮影では、異常所見は見られませんでした。
同様にめまい症状で当院に通院していたご家族の話を聞き、受診を決められました。
聞き馴染みのないエプリー法の説明には、このような方法で治るのかと不安を覚えたそうですが、治療を進めると自覚的にも症状改善が見受けられ、ご本人も不思議がっておられました。
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■症例3
70代男性です。この方は受診当日、仕事中にいきなり視界が揺れるようなめまいと嘔吐があり、当院に救急搬送されました。
各種めまい検査を実施したところBPPVとの診断を下し、エプリー法を実施しました。
ご本人もめまいの発生機序と治療法に理解を示されて、スムースに治療を終えることができました。
その後は特にめまいが再発することなく、日常生活を送られているとのことです。
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