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3443通信 No.372

 

水彩画と随筆75

絵・文 渡邉 建介
院長 三好 彰


はじめに
 私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
 渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
 ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
 本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。

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作品名「ドプロブニク(1)」


 アドリア海の真珠といわれている世界遺産の町である。長年訪ねてみたかった町である。クロアチアのこの町に行くには相当の努力が必要だ。イタリアからアドリア海を越えて地図ではすぐの所にあるのにアクセスが悪い。成田からローマに入り、ローマで1泊して、翌日の午後、1時間のフライトでドブロブニクに到着した。国道からドブロブニクの町が見えた時は感激であった。ブルーの海にぽっかり浮かぶ町はすべての家の屋根はオレンジでありお伽の国にやってきたような錯覚に陥ってしまう。

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