3443通信 No.377
みみ・はな・のどのQ&A
「喉がずっといがらっぽい…」

ここでは、みみ・はな・のどの症状に関する患者さんの疑問について、解説するコーナーです。
▼【質 問】
「2週間近く喉がいがらっぽくて声が枯れた状態が続いています」
2週間ほど前に喉にいがらっぽさを覚えて、声が枯れた状態が続いています。最初は風邪だと思ったのですが……。煙草を長年吸っていますが、一時的に止めて様子を見ています。
△【回 答】
「喉頭がんの可能性が考えられます」
まずは声が出る仕組みからご説明しましょう。声は、のどの奥(咽頭)の内面の中央に、左右の壁から張り出た二本のヒダがあり、これを声帯と言います。声を出すときはこの左右の声帯は平行に接して、お互いに振動して音(声)を発します。
声がかすれる症状の原因疾患は、大きく分けて3つあります。
①炎症で声帯が腫れてうまく振動しない(風邪など)。
②声帯にデキモノができて、声帯が振動しにくくなっている(ポリープや悪性の咽頭ガンなど)。
③声帯を動かす反回神経の麻痺(神経の通り道にある胸郭内の肺ガンや食道ガン)。
今回は、何の誘因もなしに声がかすれたこと、長年の喫煙歴のあること、その煙草を一時的にストップしても声のかすれが改善しなかったことなどから、喉頭ガンの可能性も否定できません。
できるだけ早めに耳鼻咽喉科で検査をすることをお勧めします。
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