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3443通信 No.378

 

資福寺あじさい鑑賞&あじさい茶店体験レポ

秘書課 菅野 瞳 

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 月日の経つのは早いもので、2026年も半分が過ぎようとしている6月下旬。梅雨の時季らしく、連日雨が降り続く頃には、ふと道に佇む紫陽花に目を奪われる方も多いのではないでしょうか。

 仙台市青葉区北山にある資福寺は、伊達氏ゆかりの“北山五山”の1つに数えられる古刹(こさつ)で、仙台の紫陽花寺として知られており、見頃を迎える6月中旬から7月上旬には約千株の紫陽花が見事に咲き誇ります(図1~4)。

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 図4                      図5


 また本堂脇にある建物内の広間では、煎れ立てのお抹茶や、境内に実る梅を使った梅スカッシュを味わうことが出来る“あじさい茶店”が開かれています。近年は猛暑続きであったため、紫陽花も元気がない年が続いたそうですが、本年は例年以上に紫陽花の日頃の手入れにも気を配られ、美しい花景色を楽しんでもらえるよう取り組まれたそうです。

 私が資福寺に足を運んだ日は、前日までの雨模様とは打って変わりの晴天。紫陽花にはやはり雨が似合いますね……などとは決して言えない、カンカン照りの空模様になりました。まさか、こんな時にまで夏女?晴れ女?の気質を発揮してしまうとは……(笑)。
 石段の両側を埋め尽くすように咲く紫陽花を愛でながら、本堂へと続く参道を進み、“あじさい茶店”が開かれている小書院(図6)へ向かいます。

図07
 図6


寺院カフェ『あじさい茶店』
 本日は、“あじさい茶店”が最終日を迎えたこともあり、小書院は思いのほか多くの人で賑わっていました(図7)。
 煎れ立てのお抹茶に梅スカッシュ……(図8)これはもう、お腹がタプタプになると分かってはいても、どちらも譲ることは出来ません。和菓子と共にどちらも頂ける、お得なセットを注文しました。

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 図7                     図8


 正直なところ、大の珈琲党である私は、お抹茶はあまり飲み慣れていませんが、久しぶりに頂いたお抹茶は程良い苦みと優しい甘みが心と体に染みわたり、ふっと肩の力が抜けるような感覚をおぼえました。何という豊かな、そして贅沢な時間でしょう…・・・ハッと我に返れば、僅か数十分の時間ではあったものの、そのひとときは普段の何倍にも長く、まるで時がゆっくりと歩みを緩めたかのように感じられました。

 紫陽花の彩りと、お抹茶の深い緑・・・紫陽花が映える梅雨空の下とはいきませんでしたが、私の心に深い安らぎを運んでくれました。
 この場を立ち去りたくないと思いながらも、名残惜しさを胸に、そっと帰路に就いたのも束の間。駐車場から一般道に出るまでに、なんと45分もの時間を要しました。
 資福寺の駐車場は、一方通行にしても良いのでは? と思う程、狭い道を上がりきった先にあります。車が一台また一台と上がってきてしまえば、下りたい車が一向に出られず、身動きが取れない状態になってしまいます。

 せっかく美しい紫陽花を眺め、心が和んでも、最後の最後がこのような形となってしまっては、非常に残念でなりません。今後は来訪者が気持ちよく行き帰り出来るよう、出入口や動線の整備・改善が図られますことを願っています。

 もっともこの名物の満車状態も、心に染み入るあじさいや抹茶に辿り着くまでの御仏の試練だったのかも知れませんネ。

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